4階建ての中古ビルを購入してリノベーションして住んでいます。
本日は、当家のリノベーションの前後比較を行いながら、リノベーション時に必要なのは「想像力」であること、「想像力」を補完するにはリノベーション会社が作成して下さるパースデザインが役立つことを説明させて頂きます。
そしてリノベーションに1番必要なものは「中古物件を購入する勇気」という話です。
1.リノベーションに必要なのは想像力
繰り返し掲載している当家のリノベーション前の玄関写真。
私が住宅だと思って妻に内覧を申込むよう依頼した4階建ての建物は、「中身は完全に事務所だった」というところからこのリノベーションブログはスタートしています。
中古住宅を見に来て玄関を開けると、上の写真のような空間だった場合、まぁ、普通の方であればドン引きなわけです。
当時の私は「リノベーション」という単語すら知りませんでしたので、ホント、良くこの中古ビルを購入したもんだと自分を褒めてやりたくなります。
2.住宅に見える「4階建ての中古ビル」
これまで何度も「住宅だと思った建物が事務所ビルだった」とお伝えしてきました。
これまで外観を殆ど掲載していませんでしたので、当家の外観写真なしでは想像にも限界があると思い、初めて当家のリノベーション前の外観を披露します。
私は通勤途中にこの建物の2階の窓に「For Sale」と書かれていたのを見て「住宅」が売りに出ていると思ったのです。
改めてこの写真をみてみると、3階と4階に消防隊が侵入するためのマークである「▼」印があったり、4階の窓外の壁に非常用の縄梯子の収納Boxがあったりと、確かに「住宅ではないかも」と思わせる箇所があります(笑)。
しかし、当時の私には3階建ての住宅に見えました、笑。(実際は地下室もある4階建てです)。
3.想像力を補ってくれるパースデザイン
外観は住宅に見えても中身は完全に事務所だったこの建物。
リノベーション会社である東京ガスリモデリングの女性担当者が準備して下さった玄関のパースデザインはこちらです。
1.に掲載した写真の場所を、東京ガスリモデリングの担当者の方はこのパースデザインのように出来ると事前に想像されて絵を描かれるわけです。
出来上がった玄関はほぼこのパースデザインの通り。凄い能力だなーと思います。
私のように「リノベーション」という単語すら知らなかった人間では想像できない変化です。
リノベーションを考えられている方は、出来上がった後に「こうじゃなかった」と悔やまれないよう、パースデザインの作成を遠慮なくリノベーション会社の方にお願いされた方が良いと思います。
想像力を大きく補完できますし、そこから施主としてのさらなるアイデアが出てくることも多いと思います。
4.リノベーションに1番必要なもの
さてさて、そろそろ締めの言葉に入らせて頂きます。
たった1度だけ中古物件を購入してリノベーションした私ではありますが、初めてのマイホームを「中古購入&リノベーション」とする場合、一番大切なものを挙げろと言われると、僭越ながらこう答えます。
リノベーションに1番必要なものは「中古物件を購入する勇気」
普通のサラリーマンにとっては新築のマイホームが一つの理想であることは間違いありません。
しかし実際には、資金的な問題だったり、納得いく新築マンションがなかったり、広さに納得できなかったりと、「俺・私の実力・人生ってこんなものなの?」と悶々(もんもん)と悩んでいらっしゃる方って多いと思います。
しかし、中古物件に目を向ければ、駅に向かう通勤経路にも私のように面白い物件は幾らでもありますし、何よりも安く個性的な家を手に入れられます!
このブログのテーマは「中古購入&リノベーションで叶えるオンリーワンの個性あるマイホーム」です。
本ブログは『(1)自己紹介/RC4tani/中古ビルを住宅へフルリノベーション』から継続しております。
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本日は リノベーションに1番必要なのは「中古物件を購入する勇気」という話でした。(続く。次の記事『(174)「地下室のある家」のメリット・デメリット、事前準備と住んでみてはじめて分かったこと』へ)
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リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます