「中古ビル」を購入してリノベーションして住んで居るRC4taniです。
本日は地下室にあった機械室を物置として使用している経験から、物置と収納の違い、及び外部収納活用によるメリットについて説明します。
まずは地下室にある物置の映像からご覧ください。
目次
1.地下に機械室あり。さてどう活用しよう?
中古ビルを購入したいと思った動機の一つは「地下室」があったことです。
まぁ、男としては単純に「地下室」に対する憧れのようなものがありました。
さてこの「地下室」、水害時に水が浸入した場合の排水用にポンプを置く部屋として機械室がありました。
2.地下室の奥にある機械室の広さ、容積
畳1帖の広さは1.65m2です。
当家の機械室の床面積は1.15mx2.75m=3.16m2なので、ほぼ畳2帖分(3.3m2)の床面積のある広さです。
リノベーション時は資金が底つき機械室はリフォーム・リノベーションなし。
そこで前オーナーが「地下室」に置いたままにしておいた竣工時のタイルカーペットを自分で敷いて物置として使うことにしました。
3.地下室「物置」内の収納物
初めてのマイホーム(中古&リノベーション物件)に引っ越してしてきてから早くも3年が経過しました。上の写真は、現在の地下室にある物置(機械室)収納です。
約2帖の広さの物置には、スキー用品(ウェア、手袋、ブーツ)、解体したベット、ボディーボード、クリスマスツリー、お雛様、5月人形、博多人形、引き出物、脚立、キャンプ用品(テント等)、大型スーツケース4つ、家庭用プール・・・。
兎に角、普段使わないものは徹底的にこの地下室の物置(機械室)に放り込んであります。
そのお陰で当家へ来客された方の多くから「部屋に物が出ていないですね」と言われ嬉しくなりますが、写真の通り私は決してミニマリストではありません(笑)。
地下室のこの物置(収納)をお見せすると「なるほどねー、クローゼット(収納)とは違う、物置の重要性を感じる」という主旨の発言をされます。
4.クローゼット(収納)と物置の用途の違い
来客の方の発言を聞いて「なるほどね」と常々思いますが、確かに「クローゼット(収納)」と「物置」は用途が違いますね。
「地下室の物置」においてある物を見て思うことは次のような点です。
種別 | 使用頻度 |
クローゼット(収納) | 頻繁に出し入れする |
物置 | ・季節もの ・年に1-2階 |
まぁ、ごくごく当たり前の結果ではありますが、頻繁に出し入れするものを地下室の物置に保管していては出し入れが大変です。そのようなものは当然、取り出しが便利な各階にあるクローゼット(収納)に保管しますね。
ここで思うのが、当家にこの機械室(物置)が無かったらどうなっていたかな?ということです。
物置(機械室)は体積的にはゆとりがありますが、平面的には既に一杯の状態。
ただ保管されているものは全てそう簡単に捨てることが出来ないものばかりです。
答えは、物置(機械室)が無かった場合は地下室全体が物置と化していたと思います。
以前お話しした通り、地下室の広さは約10帖。
本来は12帖の広さが確保できる建物ですが、2帖分が機械室に割かれていましたので、この物件に出会った際には、機械室って勿体ないなと感じていました。
しかし私は、2帖の機械室を「物置スペースとして活用できている」ので、地下に物置があって本当に良かったと感じています。
やっぱり物置(倉庫)は物置、クローゼット(収納)とは別ものです。
5.1m2(1mx1m)で良いので物置スペースを家の中に確保することをお薦めします
綺麗な部屋・家に住みたいと思うのは誰しも思うこと。
私の経験では、綺麗な家・部屋にするコツとしては家の中に1m2でも「物置としてのスペース」を確保することだと思います。
私は初めてのマイホームが、この中古ビルをリノベーションした物件です。
偶然にも床面積で約2帖、体積では8m3もある大型物置を自宅の中に確保することが出来ましたので、居室をスッキリ出来ています。この経験は非常に大きかったです。
実は物置として空間を使う場合は、棚を使ったりして上に物を積み上げて(垂直に)使いますので、たった1m2でも物置専用の空間があれば、収納にメリハリが効いたお家になります。物置は物置、クローゼット(収納)とは違った使い方になります。
6.収納不足にはレンタルスペース活用も一法
実は、私は子供が2人の時まで都心の1LKDマンション(50m2)に住んでいました(現在の家と同様、共働きなので妻の実家のサポートを得るため、妻の実家のそばでした)。
初めは妻と2人で住んでいましたが、子供が1人、2人となると流石に50m2で、しかも収納が1つのみの1LDKでは、部屋に物が溢れかえりどうにもならなくなりました。
といっても、保育園や妻の実家との距離が近いという立地の良さは抜群で、そう簡単に引っ越しするわけにはいきませんでした。
実は、その際、キュラーズ(Quraz)という、いわゆるトランクルーム・レンタルスペースチェーンにお世話になりました。
こちらを借りた理由は、都心にも店舗があって使いやすかったためと、「来店予約」をネットで申し込んで見学した際、空調が整った空間で保管できる清潔さが気に入ったためです。
私は当時1帖のスペース(高さは220cm)を3年ほど利用させてもらいましたが、おかげで1LDKのマンションから引っ越しすることなく、その後、英国駐在するまで1LDKですが、家族4人で少しだけゆとりをもって生活することが出来ました。
今、思えばこの頃から「クローゼット(収納)」と「物置」は別物と少しずつ思い始めていたかもしれません。
このキュラーズは完全に空調がコントロールされた建物内にスペースが確保されていますので、写真のように大切なものでも保管していて安心です。余りの快適さからか、「倉庫内に住むことを禁止します」と警告されている程です(笑)。
現在、収納スペースがなくてお困りの方だけでなく、新築物件やリノベーションを検討されているものの「収納スペース不足」がボトルネックになりそうな方は、簡単に無料見学ができますのでご検討されては如何でしょうか。
「収納には外部レンタルスペースを活用して、その分、広い部屋を確保」「収納不足の物件でも購入可能」など、物件選択の自由度やリノベーションの幅が広がると思います。
7.終わりに
このブログのテーマは「中古購入&リノベーションで叶えるオンリーワンの個性あるマイホーム」です。本日は「地下室「物置」。物置と収納の違い。レンタルスペースの活用も一法」 について説明させて頂きました。 (続く。次の記事『(178)エコカラット。人気のペトラスクエアとグラナスルドラ(色:ベージュ)を施工して正解!』へ)
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます