先の関連記事 (153)リノベーション工事の終了間際のミス発覚と残工事(玄関編)
中古ビルを20%値引きしてもらって購入し、その後フルリノベーションして住んでいる体験を投稿しています。本日はリノベーション終了直前(引っ越し10日前)の状態写真を振り返りながら、初めて手に入れたマイホームが「中古&フルリノベーション」だったことについて、どのように感じているかをお伝えしたいと思います。
目次
1.地下室があって良かった
実は余り写真をしっかり取れておらず最近はブログにも登場せず存在感がないのですが、当家のこだわりポイントの一つは地下室です。この場所はもとは倉庫として利用されていた場所です。お金がない中、標準品の壁紙でデザインした遊び心満載の雰囲気の地下室に出来たと思います。
完成前は一人で写真を撮影していましたので、正直、怖いだけの空間でした。最近は雨降りの日に3才の子供がボールを蹴ったりしているのを見ると、地下室があって良かったと思います。
地 下室が価値を発揮し出すのは、子供が中学生か高校生になって「文化祭でバンドを組んで出場したい」と考えた時だと思います。
全地下なので天然の「防音室」 となっているので、家の外に音が漏れる心配はありません。今は私が夜に大音量でロックを聞いています。クラブ並みの大音量で夜に大音量で音楽を聞きながら 飲むビールは、Barに来ているような感じで気に入っています。
上述は生活空間としての魅力ですが、構造的な魅力としては、地下室は普通の住宅では比較にならない程の強固な基礎を兼ねているこ とです。
「地下空間は大地震による影響を受け難い」と言われていますが、これは地下構造体が常時受けている「土圧」の方が地震による力より圧倒的に大きい ため、地下構造体は基本的には大丈夫という考えです。
将来、本当に東京に大地震が発生するのかは分かりませんし、仮にあってもいつなのかも分かりません。 しかし当家の地下室付きRC構造の建物の価値が評価されるのは、大地震が起きた時だと思っています(勿論、起きないに越したことはありません)。
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2.憧れのウォークインクローゼット(WIC)(3階)
理由はないですが、ウォークインクローゼット(WIC)って憧れでした。スーツや洋服がゆったりと掛けてある映画のシーンや素敵なモデルルームを見ると、自分も一度はそのようなWICがある家に住んでみたいと思っていました。
実際利用し始めると、「ゆったり」とは洋服は掛けられずギチギチになりますので絵にはならないのですが・・・。
上述写真は入居直前の写真。初めて子供達も家に入ってWICを見つけるなり、はしゃいでいました。こういう空間って子供には嬉しいものです。今では「かくれんぼ」の隠れ場所の人気No 1です(だから直ぐ見つかりますが)。
なんだかこの写真を撮った時に3人の子供と妻の手前、父親としての責務の一つである「住宅の手当て」を無事に終えることが出来たと実感が湧いたものです。
住宅探しとリノベーション実務は仕事の3倍は頑張りましたので、ここまでの8ヵ月間、毎日遅くまで各種検討や打ち合わせを頑張った努力があと少しで実るという瞬間の写真です。
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3.かなり実用的な2階キッチンのホワイトボード
まず先に本ブログへ初めての来訪者のために2階LDKのリノベーション図面とリノベーション前の写真を掲載させて頂きます。
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当家のキッチンは完全にカウンターキッチンを採用しており、リビング・ダイニング側からキッチン側を見ることになります。そのためダイニング正面に冷蔵庫を設置することになります。子供が3人いるためマグネットが付く冷蔵庫は保育園・小学校のプリントで一杯になると見栄えが悪くなることが予想されました。
リノベーション中に東京ガスリモデリングの提案で、壁に大型のホワイトボードを取り付けて頂けることになりました。これは大正解でした。当初はホワイトボードには伝言メッセージも書く欄を設ける予定でしたが、予想通りプリントで埋められている状態ですのでメッセージどころではありません(笑)。冷蔵庫は全くメモ、学校プリントは貼られておらず綺麗なままを保てています。
【快適生活のためのお薦めアイテム】
最近は磁力が強力なマグネット製品が多く商品化されています。紙を留める場合も簡単に10枚程度を重ねても“ずり落ちる”ことはありません。フックタイプは普通は耐加重1kg~3kgが主ですが、耐荷重7kgという製品があります。7kgになりますと従来、マグネットフックでは引っ掛けられなかった重さのものが確実にフック出来るようになります。一度使い始めると普通のマグネットには戻れません(笑)。
4.4階子供部屋の2か所に取り付けたホスクリーンが安くて便利
洗濯物干し用に取り付けた4階子供部屋のホスクリーンの写真です。こちらも嬉しくて取り付けてみました。もちろん、取り外し可能です。共働きなので平日は洗濯物を外に干すことができませんので、毎日、除湿器&部屋干し時に重宝しています。東芝製の除湿器を利用していて、夜干すと朝には乾いています。
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5.こだわりポイント。1階ダブルボウルの洗面所
1階の洗面所がほぼ完成していました。家族5人でも朝のラッシュ時に利用できるよう、幅200cmある洗面所です。3面鏡のように鏡に切り込みなど入れず、「どーん」と1枚の鏡を採用しました。鏡の後ろからの間接照明がガラスモザイクタイルを引き立ててくれます。嬉しくて照明を付けて写真を撮りました。
自分の実家は普通のユニットタイプの洗面所です。勿論、ユニットタイプの洗面所でも使い勝手は良いのですが、マイホームを手に入れて入居する際、やっぱり「こだわりのポイント」が幾つあるかで住み始めてからの満足度が変わってくると思います。
この写真を撮影した際、新築マンションを購入せず、中古を購入して自由度があるこだわりのあるリノベーション住宅にして良かったと思いました。この洗面所、東京ガスリモデリングの提案です、本当に感謝しております。
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6.1階脱衣所にある大型ガス乾燥機「乾太くん」。やっぱりガスでしょ!
会社の寮に住んで居た際、ランドリーコーナーに電気式とガス式の乾燥機が各4台ずつ並んでいましたが、電気式は誰も使っていませんでした。なぜなら、ガス式の方が圧倒的に早いからです。電気式で2~3時間を要する乾燥時間もガス式なら僅か20分程度ですから。あとガス式はタオルがフカフカになります!
見た目はやや無骨な東京ガスの「乾太くん」。特に冬場は重宝しています。
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7.広い玄関と造作シューズボックス
1階はダブルボールの洗面所もこだわりポイントの一つですが、これ以外にもR框を採用した広い玄関が一つの特徴です。建坪わずか10.5坪(35m2)の当家ですが玄関は三和土とホール合わせて5.3帖を確保しています。
一番、今の家で嬉しい場所はと言えば、文句なし「玄関」です。最近は少し気分が薄れてきましたが、引っ越し直後はどんなに仕事で疲れても、「広い玄関が待っている」と思って家路を急いだものです(笑)。リノベーション完了直前のこの広い玄関の中で、一人立ち尽くすこと10分。中古物件ですが躯体は立派なRC造ですし、中身は完全にフルスケルトン状態から作り上げた新品そのもの。玄関扉を開けると、外観からは想像出来ない玄関が毎日、自分と家族を迎えてくれると思うと嬉しい限りです。
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本日は回顧録のような形となりました。リノベーション中の写真も底つきました。
次回からは建物の用途変更の話であったり、リフォーム、リノベーション取り進め時のポイント等を記事にしていこうと考えています。
いつも最後までお付き合い頂きありがとうございます。(続く。次の記事『(157)中古物件を購入してリノベーションしよう 』へ)
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます