中古事務所ビルを2割引きで購入して、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいるRC4taniです。
2階は狭小事務所ビルの1フロアそのままに、LDK17畳の空間としました。
実はマイホームのLDKの広さの理想は20-25畳だったので、リノベ前はちょっと残念な思いがありました。
しかし実際に住んでみるとLEDダウンライトとブリックタイルのアクセントが効いてオシャレな空間にまとまったと満足しています。
現在の満足、不満を簡単に述べた後、17畳のLDKについてご紹介します。
- 思い切ってキッチン5畳が確保できたのは満足。妻と子供が仲良く料理出来る。
- 家族5人が集まるには17畳あって良かった。子供3人はソファでTV、妻と自分はダイニングテーブルかキッチンに分かれて談笑がパターン。
- 総勢10名程度までであればパーティー可能(ソファ、ダイニング等に分かれる必要はあるが)
- ダウンライトとスポットライトだけの照明にしたので天井をスッキリ広く出来たのが良かった(ペンダントライトの採用を検討している人はスッキリ感に要注意。天井高さ次第)
。
- ダイニングテーブルが100㎝x180㎝と大きいので、やっぱり20畳あった方が良かったと今でも感じている。
- 賃貸物件でほぼ長方形のLDK15畳に住んでいたことがあるが、長方形のLKD15畳の方が広く感じられた上に使い勝手が良かった(LKD17畳と言えど形状次第ということか?)
- TVからソファのある場所の距離が320㎝しか取れなかったのが残念。400㎝あるとソファからTVの間がもっとゆとりが取れた。
- 食洗器を使うとテレビを見る際にうるさく感じる(なので食洗器は寝る直前に動かし始めて対応)。オープンキッチンは良いが、水回りからTVまでの距離は極力、離しておいた方が良い。
- 結論としては、小さめのダイニングテーブル(75㎝x150㎝)、小さめのソファ(2人掛け)を選択すれば17畳LDKは十分な広さかも。
タイルカーペットが敷いてあり、事務所用の簡易流し、キッチンとトイレがあっただけの水回りが貧弱なフロアが、フローリング貼りのLEDダウンライト及びライティングダクトレールにLEDスポットライトを取り付けたお洒落な17帖LDKへ変身しました。コーナーの柱にはレンガタイルを貼りアクセントにしています。
17畳リビングのレイアウトの参考にして頂ければ幸いです。
目次
1.17畳LDKのレイアウトとインテリア(リビング・ダイニング側)
当家のLDKの広さは17畳ですが、キッチンに思い切って5畳を割いていますのでダイニングとリビング側は12畳の広さとなります。
写真の通り独身時代に購入した大型ソファ(長手方向サイズ:2,460mm)を置いていますので、ちょっと狭い感じは否めません(笑)。
ブラウン管TVの時代であれば完全に部屋のレイアウトで悩むところですが、今はテレビが昔と比べかなり薄くなりましたので、「テレビ-ソファ」間も1.5m程度 離隔距離を確保できれば特に気になることはありません。
一方、ダイニングですが、独身時代に購入した幅100㎝、長さ180㎝の大きなダイニングテーブルをそのまま置いています。
よって入居前は、ダイニングテーブルは上のレイアウトのようにカウンターキッチンに対して平行(横向き)に配置する計画でしたが、写真の通り縦向きに変更して、少しでもダイニングテーブルとソファの距離を広げる工夫をしました。
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2.17畳LDKの入り口は1所のみ。
当家のLKDへの入り口は階段室からの1か所のみとなっています。
上述説明の通り、ソファが大きいのでドアを開けるとソファそばを通過してダイニング側に回ってくることになります。入居当初は違和感がありましたが、すぐに慣れました(笑)。
リビング・ダイニングから正面に冷蔵庫が見えますので、ドアに学校のプリント等を張り付けると目立ちます。
そのため、壁に磁石がつくような薄い大型ホワイトボードをリノベーション途中に東京ガスリモデリングの方にアイデア出しして頂き、後から貼ってもらいました。これは大正解でした。
(228)リビングとキッチンに大型ホワイトボードを取り付けました!冷蔵庫にメモは嫌。
3.17畳LDKのレイアウト。ダイニングとオープンキッチンの関係
続いて17畳LDKの「ダイニングとキッチン」の関係を説明します。
ダイニングテーブルは独身時代に購入したサイズ100㎝×180㎝と大型のものです(飛騨産業)。
結婚して10年が経過し5人家族(子供3人)になりましたので、大きなダイニングテーブルにして正解でした。
通常は私が誕生日席に座り、妻と子供3人が上述写真のように長辺に座ります。長さ180㎝のテーブルに横2人ずつ座るとかなりゆとりがあっておススメです。
最近は食事・勉強以外に卓球台として使えることに気付いて大活躍していますw。
【↓映像です↓】
【ダイニングテーブルの大きさについて】
一般にテーブルで必要な1人分のスペースは幅60㎝×奥行40㎝とされています。そのため4人家族で多く採用されているダイニングテーブルは幅120~150㎝、奥行80㎝のダイニングテーブルが採用されることが多いようです。
ただこれは家族だけの利用の場合は気になりませんが、実は他人と座るときに対面(奥行)80㎝って意外に近いんですよ。普通の執務机の奥行が75㎝と言えばご理解頂けると思います。来客が多い方は、奥行90㎝~100㎝のダイニングテーブルにされることをおススメします。
RC4tani (プロフィール)
さて、ダイニングテーブルの横にオシャレに決めるためにカウンターキッチンを設けました。住んで5年の感想としては「カウンターは物を置くのに便利。だけどハイチェアはいらない」です。
見た目の印象は良いですが、いつもいつもハイチェアに座っていると疲れます(笑)。カウンターの下は現在、DIYで作った本棚が鎮座しております・・・。
(218)子供3人とスポーツ・音楽を家の中で楽しむ
4.17畳LDKのオシャレなインテリア(ブリックタイル)
当家の17畳LDKの4隅はラーメン構造の柱があります。リノベーションを担当した東京ガスリモデリングの方から、折角なのでレンガ調のタイルでも貼りましょうか?と提案があり、造作でブリックタイルを貼って頂きました。
おかけでLDKに入ると「おっ」と思うような素晴らしいアクセントになりました。
(142)ブリックタイル(白)で柱がオシャレに!レンガ調タイルのある内装
壁と天井の壁紙はシンプルにホワイトの我が家の17畳LDK。ホワイトで統一するのも良いですが、下手すると「安っぽい部屋」に見えてしまうことがあります。壁や柱にちょっとした「アクセント」があると、インテリアで頑張らずとも、オシャレに見えるLDKとなります。RC4tani(プロフィール)
5.17畳LDKのインテリア/ダウンライトとスポットライト照明
17畳LDKのインテリアとして「足す」考えも良いと思いますが、シンプル・スッキリ感を求めて「減らす」発想も重要です。
当家ではLDKの照明は「ダウンライト」を採用することで天井をスッキリさせて、LDKを解放感あるものとしました。インテリアとしての「照明」はすごく大切な要素となります。
また、住んだ後で暗いと感じた際にダウンライトでは簡単に増やせませんので、保険の意味も込めて、ダクトレールを利用した『LEDスポットライト』も採用しています。
ダクトレールはLDKの中央を走っている梁に添わせる形で長さ4mのものを採用しました。
入居後、子供が小学生になってダイニングテーブルで勉強始めた際に、LEDスポットライトを3つ追加購入して、スタンド無しでも手元が明るく勉強できるようにしてあげました。ダクトレール&スポットライトで、おしゃれなLDKになったと思います。
(104)ダクトレール照明を取り付けました!仕組みと埋め込み工事費用と単価
(159)照明計画/LEDダウンライトとLEDスポットライトのみの2階LDK
6.17畳LDKのレイアウト図面(間取り図)
折角なので改めて2階17帖LDKのレイアウト図面を掲載します。
簡単に補足説明しますが、狭小ビルなので各フロア共に階段室7m2、居室28m2、合計35m2という広さの制限があります。
LDKは可能な限り広くしたかったので「2階は居室用の広さ28m2(17帖)を全てLDKに使用する」という選択をしたものです。
(172)ソファがあるキッチン
7.17畳LDKのリノベーション前の写真
実はこれまで説明してきました当家の17畳LDKは事務所ビルの2階をリノベーションして作ったものです。参考まで初めて中古事務所ビルを内覧した時に撮影した写真を掲載いたします。
8.17畳LDKのリノベーション中の写真
私のような素人はどうしてもリノベーション前の内装で物件の「良し悪し」を判断しがちです。しかし本当に大切なのは、中古物件の躯体がどのような状態にあるかを購入前にしっかり把握することです。私はスケルトン状態となった中古ビルをみた時点で、初めてリノベーション前の内装は全て取り外されるので全く考える必要がないことに気付きました(遅い!)。幸い、私が購入した中古ビルは購入時点で築15年と若く、躯体はまだまだ元気に使える状態でしたので、トラブルもなくリノベーション工事を進めることが出来ました。 RC4tani(プロフィール)
さて、折角なのでキッチンも少しだけ紹介させて頂きます。
キッチンは妻が『元気になれるキッチンがいい』と言いながらオレンジを選びました。メーカーはパナソニックです。
オープンな雰囲気になるように、カウンターの上部等には一切、吊戸棚を作っていないのがポイントです。
(134)やっぱりエル字型(L字型)キッチンが使いやすい!
9.リビング・居間リフォーム事例の価格分布
さて本日は17畳LDKについてお伝えしました。
当家はリノベーションの一部として17畳LDKを作りましたが、気になる一般的なリビング・居間のリフォームお値段はというと、全国対応可能なNTTグループ系のリフォーム会社ホームプロが調べたところ中心価格帯は50~100万円、目安価格帯は50万円未満~100万円となっています。
この会社のホームページはリフォーム事例と価格や統計的な情報が多く掲載されていて具体的なイメージを持つことが出来るので、リビング・居間のリフォームをすべきか悩んでいる方はぜひ参考にされてみて下さい。結構、おすすめですよ。
本日は最後までおつきあい頂きありがとうございました。
2階関連記事も読んで頂ければ幸いです。
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