(166)外壁タイルの浮きタイル補修/アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法

リノベーション工事は、キッチン、トイレ、ユニットバス、給湯器、エアコンといった各種住宅設備機器を含めて総額で1,800万円程度(税抜)を投じたうち、約100万円は今回お話しするエポキシ樹脂注入工法による外壁タイルの浮き補修費用に使用しています。

外壁タイルへのエポキシ樹脂注入補修箇所
当家の外壁タイルへのエポキシ樹脂注入補修箇所

外壁タイルについては、過去『(129)外壁リフォーム費用・価格、ビルのタイル補修・修繕の予算見積もりと足場価格(中古RC造ビル)』において、外壁補修のみでなく陸屋根の屋上防水についても全体像を説明しておりますので、ご興味ございましたら覗いてみて下さい。

今回は中古ビルのリノベーションに相応しい話題として「エポキシ樹脂注入工法による外壁タイルの浮き補修工事の施工」について説明します。
要はRC造の4階建てビル住宅に住むと維持費が相応に必要ですよーという話です。

木造一戸建てや最近流行りの外壁サイディングをされているお家にお住まいの方も、「外壁補修」という視点でお読み頂ければ幸いです。
外壁補修(浮きタイル補修)した建物外観映像です。

1.RC造中古ビルの外壁タイル状況

ビルの外壁タイル写真
ビルの外壁タイル写真

外壁タイルの浮き補修の話なのでまずは外壁写真をさっと紹介します。
当家は狭小ビルで1階床面積は35m2です。これが地下から4階までほぼ同じ面積なので延床面積は170m2強となっています。

私がこのRC造中古ビルを購入したのは築15年の時です。
世間一般では住宅やマンションの外壁補修・メンテナンスは築10年~15年頃が目安と言われています。よってタイミング的にはこの「エポキシ樹脂注入工法」による外壁タイルの浮き補修をリノベーション工事で足場が出来ている時(築15年時)に実施出来て良かったと考えています。

窯業系サイディング(例)
窯業系サイディング(例)

さて、上述写真の通り当家1階の外壁タイルは300mm角の立派な「石板」が貼られています。
最近流行りの窯業系サイディングとは異なる質感があり、結構気にっています。
尚、窯業系サイディングはセメント質と繊維質を主な原料として原料を釜で圧力をかけながら高温成形し養生したもので、型を付けてタイル風にしたり石積みの雰囲気が出せるのが人気ですね。

また当家2階以上の外壁タイルは、50二丁(目地を含めて50mmx100mmのタイル)が採用されています。昔からあるごく普通のタイルです。

2.外壁タイルの全面打診打音検査とその結果

1)外壁全面打診(打音)検査とは

タイル・モルタル・コンクリート躯体
タイル・モルタル・コンクリート躯体

リノベーションを担当して下さった東京ガスリモデリングのアレンジで外壁タイルの検査が行われました。
打音検査は、先端に金属の丸球がある長い棒でタイル面を叩いたり滑らせたりすることで発生する「音の違い(高低差)」でタイルとモルタルの状態を診断する方法です。

2)外壁全面打診(打音)検査の結果

以下のスケッチは、後述する施工完了後の絵ですが、一言で言えばまさに「全面のタイルに浮きが発見された」という状況でした。
施工前のスケッチでは、もっと大雑把にこのあたりというような場所指定でしたが、その絵を見て素人ながらに「地震で多くのタイルが落下するより、現時点で浮きの補修をした方が安上がり」と考え補修に踏み切りました。

尚、出てきた補修費用の見積金額は150万円でした。

2016-10-16_121616

2016-10-16_121631

東西南北合計で、約1,100穴となりました。

3.アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法による浮きタイル補修

アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法
アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法

タイルの浮きがある箇所の目地の交点に削孔して、エポキシ樹脂を注入。その後、直径3m、長さ30mmのねじピンを打ち込んで、穴を埋めて終了という補修工事です。

見積時点ではこの打ち込み本数とボンド使用量等はざっくり多めでの金額となっていました。


4.外壁の浮きタイル補修費用

さて今回説明しました外壁の浮きタイル補修費用の内訳金額を発表致します。

リノベーション/外壁の浮きタイル補修費用
名称 仕様・寸法 数量・単価 金額
外壁エポキシ樹脂剤注入 穴あけ・清掃
注入・目地補修
980円/穴x1,138穴 1,115,240円
エポキシ樹脂 E209S/コニシ 6セット
注入ピン ステンレス全ネジピン/3mmx30mm 150本
諸経費 1式 160,000円

見積もりは150万円でしたが、精算時点で実際に打ち込んだエポキシ樹脂箇所が少なくなり約127万円で済みました。

足場はリノベーション工事の元請けである東京ガスリモデリングが先に設置していましたので、足場代金なしで127万円です。

うーん、将来また10年後頃に同じことをする必要があると考えると、毎月1万円(毎年12万円)程度は貯金しておくがありますね。
マンションに住んだ場合は修繕積立金を支払いいますので、同じことだと考えてコツコツと貯金しろってことだと整理しておきます。

5.外壁補修業者探し

今回は東京ガスリモデリングに頼んで外壁補修先を手配して頂きましたが、地方で個人ベースで探すとなると大変ですね。

本ブログ内でも過去書いておりますが、全国対応で各種リフォームやリノベーション、外壁工事等の照会・見積もり先探しをする際、最近ではネットで匿名(開示するのは郵便番号とメールのみ)で簡単に候補先業者を最大8社も紹介してもらえるようになっています。
「ホームプロ」のホームページでは「外壁」「屋根」の施工価格帯や事例が多く紹介されています。

外壁のリフォーム事例の探し方

NTT東日本、NTT西日本、リクルート、大阪ガスの4社が出資するリフォーム会社の紹介サイト「ホームプロ」のホームページで外壁のリフォーム事例検索が簡単に行えます。

①リフォーム事例を選択

②基本条件で「外壁」を選択。金額も予算に応じて制限した方が良いです(私の例では上限100万円)

③詳細条件「タイル」と入力すると約127件の外壁タイルリフォーム事例(施工条件、金額、口コミ)が閲覧できます(→私のブログより価値があります 笑)
私、RC4taniが自信を持っておススメ出来る外壁リフォーム事例の探し方です。是非、お試しください。

リフォーム事例の検索方法
⇒「ホームプロ」公式ホームページ

6.おわりに

いつも最後までお付き合い頂きありがとうございました。
本日は『(166)外壁タイルの浮きタイル補修/アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法』という話でした。(続く。次の記事『(167)タグ・カテゴリー検索、連載記事の案内ページ』へ)

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こんにちは、RC4taniです。 福岡県出身。 総合商社に勤める都内在住のサラリーマンです(40歳代前半)。 100m2超の新築マンションは高過ぎて購入を断念。視野を広げて、中古の狭小事務所ビルを購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して東京・山手線内側に170m2の戸建てマイホームを手に入れました。 >>続きを読む