(194)窓のない「お風呂」のメリット・デメリット。浴室窓なしでもOK!

新築マンションは高過ぎて諦め、中古事務所ビルを購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいるRC4taniです。

事務所ビルを住宅にコンバージョン(洗面所)
事務所ビルを住宅にコンバージョン(洗面所)

本日のテーマは「窓のないお風呂」。
世間一般では窓のあるお風呂が理想なんだと思いますが、住んでみると意外に「浴室 窓なし」でも問題ありませんでした。「お風呂に窓は必要か?」と悩んでいる方にメリット・デメリットを整理して窓無しのお風呂でもOKなことを説明致します。


1.事務所をリノベーションして作ったお風呂

お風呂については過去ブログで何度も書いていますので、ごく簡単に当家の状況を説明させて頂きます。リノベーション後の間取りは上述の通り、普通の家になりましたが、リノベーション前はタイルカーペットが敷いてあるだけで、1面だけ窓がある空間でした。

家全体の間取りの都合で最終的に窓のない「お風呂」「洗面所」「トイレ」を作ることになりました。

2.お風呂の「理想」/日当たりが良い

私は九州の田舎出身なので家は戸建て、お風呂は窓付きという環境で大学卒業まで過ごしました。
夏場の夕方、九州では20時頃まで外が明るいので18時や19時にお風呂に入ると窓から差し込む日差しは強く、屋内のお風呂でしたが露天風呂のような開放感を感じることが出来ました。

また、窓があるお風呂ですから、浴槽を洗った後は窓を開けて乾燥させていました。
これらの体験から「窓のあるお風呂」が私の中でマイホームの理想となっていました。

3.お風呂の「計画」。窓のないお風呂に残念感 強し。

リノベーション前の間取りと内装(階段、2階)
リノベーション前の間取りと内装(階段、2階)  ⇒リノベーションの間取りについて説明した記事『(204)当家のリノベーションの間取り。徹底解説』へ移動する

狭小中古ビルを購入して、間取り案をアレコレ出してリノベーションプランを立てました。
階段室込み(7m2)で1フロア35m2の狭小ビルです。1フロア毎に利用できる面積は限られていますが、地下室~4階まで5層構造をフルに住宅として使いますので延床面積はなんと172m2。工夫すれば広い戸建て住宅になりますので(笑)、あれこれと考えました。

実は窓がない完全なB1F(地下室)に水回りを集めてはと提案された建築士もいらっしゃったのですが、地下室に水回りを集めた場合、排水するために地上階までポンプで水を汲み上げる必要があり、これはこれで結構リスクが大きいと考え却下しました。

結果、悩んだ末、お風呂・洗面所・トイレといった水回りを集めることになりました(3階にもトイレと洗面所がありますが)。

上のリノベーション前の間取り図を見て頂ければ分かりますが、事務所一階は入口から入って右側に窓があるだけで、残りの壁は窓がありません。
これはこの中古ビルのある間取りが南西の角地なので、北と東は住宅が隣接しており日が殆ど入りませんので、前オーナー様が潔く「窓無し」とされていたものです(この選択は正しいと思います)。

その窓が1箇所しかない1階に水回りを持ってくるので、窓のないお風呂・トイレ・洗面所とする以外方法がなくなってしまったものです。

窓のない水回り
窓のない水回り

この時の感想は正直、「窓のないお風呂かー。がっかり」というものでした。

4.窓のないお風呂の現実(住んでみての感想)

「窓がないお風呂」という減点ポイントは、計画段階ではかなりのモチベーションダウンにつながっていました。
とはいえ「窓が無い水回り」の家のリノベーション工事は無事に進み、めでたく完成となりました。

マイホームを手に入れた方は経験されていると思いますが、リノベーションやリフォームを含め住宅というものは『様々な制約のある中で「こだわり」をどれだけ入れることが出来るか』、つまり『加点方式』で満足度が高まっていくものです。

計画段階では大きく気持ちが凹んだ「窓なしのお風呂」も、リノベーション工事中になると加点方式の出来事(例:広い玄関 や 地下室)が出てきたため徐々に楽しくなってきて、実際にリノベーションした家に住んでみると、日差しが入らない点は仕方ないものの、正直、窓無しお風呂に違和感はありませんでした。

要は住んでみると「別に窓なし風呂でもOKじゃん」って感じでした。

実はそう思えたのは「綺麗なお風呂になったこと」「1620サイズのお風呂であることからくる開放感が大きかったこと」ということが影響してはいると思います。
つまり減点方式では「窓がない」ということが気になりますが、先ほど書いた通り、住宅は加点方式で満足度が高まりますので「綺麗」「広い」お風呂になったことで満足度が高まったということです。

折角なのでこの機会に、感想と窓なしお風呂のメリット・デメリットについて簡単にまとめておきます。リノベーションやリフォームを検討される際の参考にして頂ければ幸いです。

1)窓のないお風呂の家に住んだ感想(換気は全く問題無し!)

窓のないお風呂を利用した感想
  • 気にしていたカビは、最後の人が「換気扇」を2時間程度セットしておけば、床も浴室内もスッキリ乾燥していて全く問題なし(→TOTOの「ほっカラリ床」のように最近のユニットバスは水切れの良い柔らかい床面となっています)3年住んで居ますがカビは一切発生していません!
  • (子供の感想は別として)夜にしかお風呂に入らない親としては全く気にならない
  • 冬場でも浴室内が寒くなく、逆に快適

2)窓のないお風呂のメリット

窓のないお風呂のメリット
  • 冬場、外気の影響を受けにくいので浴室内が極端に寒くならない
  • 窓に映るシルエットを気にしなくて良い(特に女性)
  • 子供の騒ぎ声が外に漏れにくい

3)窓のないお風呂のデメリット

窓のないお風呂のデメリット
  • 日が当たる時間の「温泉的な」開放感が期待できない
  • 換気・乾燥のために必ず換気扇を使用する必要がある(電気代が掛かる)

5.おわりに

事務所ビルを住宅にコンバージョン(玄関)
事務所ビルを住宅にコンバージョン(玄関)

いつも最後までお付き合いありがとうございます。

様々なお考えもあろうかとは思いますが、窓の無いお風呂でも湿気は全く問題ありませんし、冬場も寒くなく快適です。正直、マイホームを持つ前に【窓あり】のお風呂を理想としていた自分を笑ってしまいます。間取り的に窓無しのお風呂となることを悲観されている方もいらっしゃるとは思いますが、私のリノベーションブログが少しでも勇気付けになれば幸いと考えています。

本日は「(194)窓のない「お風呂」のメリット・デメリット。住宅の理想、計画と現実」という話でした。 (続く。次の記事『(195)地下室と子供たち』へ)


ブログ管理人プロフィール

ブログ著者からのご挨拶/中古事務所ビルを『2割』値引きして購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます

リノベーション
こんにちは、RC4taniです。 福岡県出身。 総合商社に勤める都内在住のサラリーマンです(40歳代前半)。 100m2超の新築マンションは高過ぎて購入を断念。視野を広げて、中古の狭小事務所ビルを購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して東京・都心に170m2の戸建てマイホームを手に入れました。 >>続きを読む