(191)玄関リノベーションのポイント6つ

リノベーション後の間取り図
リノベーション後の間取り図。  ⇒このリノベーションの間取り解説記事『(204)当家のリノベーションの間取り。徹底解説』へ移動する

当家は新築マンションは高過ぎて購入できず、中古事務所を2割引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)住んでいます。

事務所ビルを住宅にコンバージョン(玄関)
事務所ビルを住宅にコンバージョン(玄関)

タイルカーペット敷きだった1階に水回りとWISCを設置しましたが、頭を悩ませたのは玄関。
特に玄関が建物の真ん中に位置していたため、コンパクトな玄関にすると使えないスペースが出来てしまうことになりました。
そこで思い切って玄関ホールと玄関三和土(たたき)を合わせて5.3帖の玄関へリフォームすることにしました。本日は「玄関リノベーションのポイント6つ」というお話しです。


1.広く見せる玄関リノベーション

幅広の玄関は、広いと感じる玄関になります
幅広の玄関は、広いと感じる玄関になります

玄関は家の顔。一歩入った時、「狭い」と感じるか「広い」と感じるかの第一印象は大切です。玄関の奥行きは第一印象にはそれほど関係なく、大切なのは玄関の幅と高さです。

私も賃貸マンションに住んでいたので分かりますが、マンションでは幅1m未満の玄関から長い廊下がつながっているケースが多くあります。長い廊下を玄関ホールに見立てても広いとは感じなくて、殆どの方は「狭い玄関」と感じます。理由は玄関の幅が狭いからです。

玄関のリノベーションをするのであれば、まずは「玄関の幅を広くする」。これを意識すると満足度が高い玄関となります。

2.上がり框(かまち)の工夫

三和土(たたき)と玄関ホールを仕切るのが「あがり框(かまち)」です。
玄関のリノベーションでは、框を長くしたり、斜めに設置したりしますが「直線」の上がり框を前提にしているケースが殆どです。

折角、広い玄関を作るのだから見た目にも実用面でも「おっ」と思う玄関にしたいと考えました。ネットで玄関リフォームの画像を調べ続けてみるとありました、面白い画像が!
それは框が曲線になっているものでした。名付けてR框(アールかまち)

ネットで見つけたアール框。さすがにここまで小さく曲げる必要はありませんね(笑)。
ネットで見つけたアール框。さすがにここまで小さく曲げる必要はありませんね(笑)。

框が曲線になれば框が長くなり、靴を同時に履くことが出来る人数が増えます。
当家の玄関框は曲線にした結果、長さ3m超。子供3人が楽々、同時に靴を履けます。

アールの框が玄関にインパクトを与えます
アールの框が玄関にインパクトを与えます  ⇒玄関框の記事『(130)上がり框の施工と納まり。リフォーム・リノベーションで作る素敵な玄関』へ移動する
渋滞させない玄関

快適な玄関の条件の一つが「渋滞を起こさない」というもの。
玄関で他の人が靴を履いているのを待つのはストレスとなります。
上がり框が長ければ複数名が同時に靴を履くことが出来ます。

3.「下駄箱」のサイズ調整

玄関リフォーム。下駄箱の天板のみ特注。
玄関リフォーム。下駄箱の天板のみ特注。 ⇒関連記事『(169)玄関サイズに合わない下駄箱の不満を解決する「なんちゃって」造作下駄箱』へ移動する

玄関には下駄箱が必要です。最近はWISCのみというご家庭もありますが・・。
当家はパナソニック製の「コンポリア」という下駄箱を採用しました。
リノベーション物件なので玄関収納に合わせた玄関間取りではなく、「玄関間取りに合わせて下駄箱(玄関収納)を設置する」必要がありました。
ところが、既製品の下駄箱で玄関サイズとぴったり合う下駄箱はそうそうありません。最近は壁面一面を玄関収納にしてしまうこともあるようですが、シンプルな背の低い下駄箱で十分というご家庭も多いはず。

そこで玄関リノベーションの工夫ポイントを一つ。
下駄箱全部を造作したり壁一面を下駄箱にするのではなく、天板だけ特注にしてすき間をなくしてしまうのです。

上の写真内に赤丸で囲んだところに延長した天板があるのとないのでは、玄関の印象が大きく変化します。ちょっとした工夫で隙間をなくすと、見た目がスッキリとなり満足度が格段に高まる玄関リフォームとなります。

4.玄関ホールと三和土(たたき)の比率

当家では玄関全体の広さを先に決めて、上がり框で玄関ホールと玄関三和土をエリア分けすることになりました。ここで玄関リノベーションのポイントとなるのが、玄関ホールと三和土(たたき)の面積比率です。

玄関ホールに求めるもの、玄関三和土のスペースに求めるもの、最終的に何に使いたいのかが大切なのですが、入居前の理想と現実にはギャップがありますので要注意です。

実は当家では、玄関三和土には自転車を置くことを考えて、広い三和土(たたき)を確保しました。しかし、実際には子供が小さい時はベビーカーを玄関にたたまず入れて保管する際に重宝しただけで、自転車を玄関に入れて保管したことは一度もありません。

三和土を広くするか、ホールを広くするかは生活スタイルも考慮して良く考える必要があります。

当家では上がり框の位置を幾つもシミュレーションして、「感覚的」に違和感のないホールと三和土の比率として満足しています。

広い玄関とベビーカー

外出して帰ってきても幼児がベビーカーで寝ていた時、当家は子供をベビーカーに乗せたまま玄関で寝かせて放置していました(笑)。子供も静かな場所でぐっすりのお昼寝が出来ていて良かったようです(起きた瞬間、玄関なのにビックリして泣きますが・・・)。

5.玄関の消臭対策

玄関壁面に貼ったエコカラット(ペトラスクエア)
玄関壁面に貼ったエコカラット(ペトラスクエア)  ⇒エコカラット記事『(178)エコカラット。人気のペトラスクエアとグラナスルドラ(色:ベージュ)を施工して正解!』へ

どんなに綺麗にリフォームした玄関でも住み始めると靴の匂いが気になってきます。
実は当家、靴の臭いでは悩んでいません。なぜなら玄関に入った正面の壁1面に消臭効果が高い「エコカラット」のタイルを貼っているからです。

エコカラットの消臭力
エコカラットの消臭力

エコカラットの消臭力は強力で、調湿壁紙や珪藻土よりも圧倒的な消臭力・調湿力を発揮しますので、無臭でカラッとした玄関となります。
デザイン性の高い壁になりますので、アクセントも兼ねてエコカラットの採用をお薦めします。

見た目だけでなく、臭い対策も同時に行うと玄関リフォームの成功確率は高くなります。

6.WISCの設置を考えるのも玄関リノベーションのポイント

⇒ ウォークインシューズクローゼット(WISC)の記事『(113)リノベーション/メリット抜群の玄関収納としてのウォークインクローゼット(WIC)』へ

玄関に近い部屋って、来客用の和室になっている家って多いと思います。
もし和室の利用頻度が低い場合は思い切って玄関側からのWISC(ウォークインシューズクローゼット)にスペースを利用するのも一法です。

極端な話ですが、家というものは収納さえ多く取っておけば綺麗に快適に住めるものです。必要な広さはたった1帖分。1帖分だけ収納が増えるだけで、家の中が格段に整理整頓し易くなります。

その収納が玄関にあると、生協の発泡スチロールであったり、子供のキックボード、洗車ホースなど、ありとあらゆるものを押し込んでおくことが出来て玄関がすっきり広くなります。

7.おわりに

中古事務所ビルの2階は17帖のLDKになりました!
事務所を住宅にコンバージョン

最後までお付き合いありがとうございました。
本日は「(191)玄関リノベーションのポイント6つ」という話でした。(続く。次の記事『(192)リノベーションで実現させる「近居」』へ)
関連記事をまとめておきますので併せて読んで頂ければ幸いです。

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ブログ管理人プロフィール

ブログ著者からのご挨拶/中古事務所ビルを『2割』値引きして購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます

リノベーション
こんにちは、RC4taniです。 福岡県出身。 総合商社に勤める都内在住のサラリーマンです(40歳代前半)。 100m2超の新築マンションは高過ぎて購入を断念。視野を広げて、中古の狭小事務所ビルを購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して東京・山手線内側に170m2の戸建てマイホームを手に入れました。 >>続きを読む