中古ビルを購入してリノベーションして住んでいるRC4taniです。
ビルをリノベーションして住むというのは、面白い面もありますが、「どうやって隠そうかなー」と考えてしまうものがあります。その代表例は分電盤だと思います。
分電盤については、過去住んでいた賃貸マンションでも普通に廊下やトイレの上部にむき出して出ていたような記憶があります。
ただ気にならなかったのは、恐らく賃貸物件に住んでいたから。
元がビルとはいえマイホームとなると住む前から非常に細かなところが気になってくるものなのです。結果として当家では、何もしなければそのまま見えてしまう玄関内の分電盤は気合を入れて隠して、リビング内もそこそこ隠して、寝室などは覆って、階段はそのままという状況です。
相変わらず何が皆さまのお役に立てるか分かりませんが、本日もニッチなネタでブログを書いてみます(笑)。
1.玄関の分電盤目隠し
さてさて、分電盤の目隠し探しクイズ第一問です。分電盤はどこにあるでしょーか?
一応、なんとなく和風な感じになっている玄関。
1階には地下室の換気扇や事務所看板の電源タイマーなど、大きめの分電盤があります。
戸建てやマンションで見かけるような横長の分電盤ではなく、縦型でドーンとあります。
リノベーションを担当した東京ガスリモデリングに相談しましたが、分電盤の移設をするだけで20万円~30万円も費用が発生するとのことです。
まぁ、確かにこの壁の裏に取り付けられている遮断器やそこにつながる電力線を全て移設するわけですから大変な作業となります。しかも建物がRC構造となっていますので厄介です。
さて早速の答えですが、答えは次の写真の通り。
今にして思えば、ごく普通のアイデアかもしれませんが、当時は思わず笑っちゃいましたね。トールタイプのパナソニックの下駄箱の上段4-5段の棚板を工夫することで、スポッと下駄箱の中に分電盤を収納してしまいました。
「分電盤を覆う下駄箱」と表現した方が良いかもしれません(笑)。
この分電盤がある場所は奥行きが浅くなっているので靴は収納出来ませんので、入居してきた際に東京ガスリモデリングより受領した住宅設備機器の説明書などを保管しています。
2.リビングの分電盤の目隠し
こちらの写真は事務所2階の分電盤です。
2階は分電盤(右側)の他に、地下ポンプ警報盤(左)と電話端子盤(下)といった合計3つの盤が一箇所に集合しています。
改めてみると分電盤が結構なスペースを消費していますね。
内覧会の時に無意識に写真撮影していますが、リノベーションの計画を練っているときに私は「リノベーション会社が移設してくれるだろう」程度に容易に考えていました。
こうやって改めて目隠し作業中の状況を見てみますと結構な工事です。
こちらも東京ガスリモデリングに相談した結果、移設は現実的でないとのことで、玄関とやや似た対応ですが、分電盤を覆うように棚を造作して目隠しすることになりました。
さてどうなったかというと、次の写真です。
分電盤と地下室ポンプ警報盤、電話端子盤の3つがある場所の「壁をふかす」が正解。壁をふかして分電盤がある位置は覆いとして、下部は造作棚として使えるように工夫されています。
来訪客でこのふかした壁の意味が分かった方は、まだどなたもいらっしゃいません(笑)。
3.寝室の分電盤の目隠し
さて、1階玄関、2階リビングと続き、3階の寝室にある分電盤の目隠しです。
早くも3つ目(笑)。
こちらの分電盤は小さいです(笑)。なんだか可愛いくらい。
3階は分電盤のスチール板を外して奥行きをその分、小さくしています。その後、分電盤の周囲を簡単に囲んで蓋を取り付けて完了。ごくごく、シンプルな納まりとなっています。
4.4階の分電盤目隠し
しつこくてスイマセン。ついに4階の分電盤の目隠しです。こちらにも分電盤と何かの盤(忘れました)がありましたので、まとめて3階同様、シンプルに分電盤を白色の化粧板で覆って目隠し完了!
壁紙が白系の場合は、無難に白い箱で分電盤を目隠しするのがシンプルで良いですね。住んでいましても全く気になりません(笑)。
5.おわりに
というわけで当家にある4つの分電盤の目隠し方法を一気にご紹介させて頂きました。本日は『(215)分電盤の目隠し (4連発!)』というお話しでした。
一度きりの人生です。リノベーションでセンスの良いお家に住みたいですね。
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます