中古ビルをリノベーションして住んでいるRC4taniです。
フルリノベーション工事のブログも、工事完了・引き渡しまで約2週間について説明しております。当時の私は相変わらず仕事帰りに中古ビルのフルリノベーション工事現場に入り込み、東京ガスリノベーショングが進める工事の進捗状況を毎日確認されて頂いていました。
内装工事が進んで建物の中身だけですが、新築の雰囲気が出てきて嬉しい反面、「おやっ」と思う箇所が幾つも目に付きはじめました。4月1日のリノベーション工事開始からほぼ3ヵ月が経過する6月28日に撮影して、東京ガスリノベーションへ指摘した不具合内容を皆さまに報告させて頂きます。。
東京ガスリノベーションの名誉のためにお伝えしますが、同社担当者2名の真摯な対応の下では、私が完成前の段階で指摘した事項は、指摘がなくとも自発的に修正されたものと思われます。また、指摘事項は工事完了・引き渡しまでに見事に完璧な対応がなされていましたことも、併せ先にお伝えしておきます。これから大規模なリノベーションを行われる方のご参考になれば幸いです。
~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古ビルをリノベーションして住むことを決断。リフォーム会社7社へコンタクトの結果(見積評価表)、「東京ガスリノベーション」を発注先に決定。中古住宅ローン(リノベーション費用含む)を締結し中古ビルを購入しました。(82)よりリノベーション工事が開始され、3ヵ月目が終わろうとしています。
目次
1.表札案が未提出
フルリノベーション前のビルに取り付けてあった事務所看板(銅板)を表札に変更する案が未確定のままとなっています。高さ20cm、幅60cmの巨大表札の検討であり私自身もアイデアはありませんが、リノベーションの完成期日が近づいてきたにも関わらず、家の顔である表札が決まっていないので施主として「焦り」が出てきています。
2.冷蔵庫上の棚板用の木の塗装がされていない
冷蔵庫上に棚を造作して頂くようにお願いしているのですが、棚を載せるための節といいますか、木が全く塗色されていませんでした。後で揉めないよう、早めに指摘させて頂きました。
3.レンジフードそばの棚裏に目立つ隙間がある
レンジフードの横の空いた空間に造作棚を作って頂きましたが、壁との隙間が塗色されておらず気になります。こちらも先ほどと同様、白色に塗色をお願いしました。
4.キッチンのすき間
レンジフード下の壁の仕上げの塗色に気になるところがあり、「ここも、少し気になります」という感覚的な指摘をしました。妻からは「マメ男」と言われている自分ですが、本領を発揮しています。
5.分電盤隠しのシューズクローゼット内のビスの穴の位置
事務所1階の分電盤は移設すると非常にお金がかかるので、下駄箱で覆ってしまうことにしましたが、その下駄箱内の棚板用のビスの位置がおかしいのでは?と指摘したもの。(結局、工事会社のやり方の方が正しかったです)。思ったことは写真と共にコメントを添えて、即連絡! リフォーム、リノベーション会社と密に連絡を取るためにも、ある程度のITスキルは必要です。
6.転落防止策の取り付け位置変更によって出来たビスの穴
窓枠に穴が空いていましたので、念のために指摘しました。
7.ドアの建てつけが悪い
何かの本に家の引き渡し前に全てのドアや扉を開け閉めしてチェックしろと記載がありましたので、愚直に試してみたところ、ありました、ドアの不具合。建てつけが悪くウォークインクローゼットのドアがピタッと閉まりませんでしたので、部屋側の電気を暗くしてみたら、クローゼット内の明かりが見える程、引き戸が傾いていました。
8.食器棚の扉を開けるとレンジ側にぶつかる
食器棚の扉を全開にすると、ガスレンジ側にぶつかりますので指摘しました。これは蝶番の調整で解決しました。また扉の角がどうしてもぶつかる場所は、透明で目立たない丸形ウレタンクッション(かわいい)を自分で貼りました。
9.システムキッチン 引き戸内の「くずかご」の数が少ない
システムキッチン内に備え付けられていた「くずかご」が1つだけでしたので、2つに変更するよう依頼しました。
10.壁紙(クロス)の継ぎ目が目立つ
壁紙に継ぎ目が目立ちましたので、指摘しました。
11.終わりに
以前もお伝えしましたが、東京ガスリノベーションのリフォーム、リノベーション体制は、営業・設計・施工管理・アフターフォローが同じ担当者となっています。
よってリノベーション工事の現場管理者は、初回顔合わせ時の担当者の方と同じ方であり、工事開始前までに相当な時間を費やしてデザイン等のすり合わせをしていますので、しっかりとした人間関係が出来上がっています。よって上述のような細かな指摘も躊躇することなく出来ました。
通常は、引き渡し検査時に不具合を指摘して、一部は入居後の対応等になるのかもしれませんが、やっぱり引っ越し時には不具合のない住宅に入居したいもの。
そうすることで施主側も「リノベーションをして良かった」と素直に思えて満足度も高まります。私は工事中に足繁く現場に通い、不具合は早めに指摘するということを、皆さんにも是非お薦めしたいと思います。
いつも最後までご一読ありがとうございました。(続く。次の記事『(146)株式会社ダントータイル マチスMTO-3の三和土のタイル』へ)
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