中古事務所ビルを購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいるRC4taniです。
リフォーム会社5社からのリノベーション提案受けが終了しました。
評価を表にして説明したいと思います。
目次
~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビル(延べ床面積約170m2)の購入を決断。(今、振り返っても普通ではない判断です)。売主から頂いたローン締結までの猶予期間は10月末から12月までの6週間。自らリフォーム会社7社に直接コンタクトして、5社よりリノベーション提案を受けたところです。 ブログ概要⇒リノベーションブログのあらすじ
1.リノベーション提案/総合評価1位は東京ガスリノベーション
項目 | 野村不動産パートナーズ | パナソニックリフォーム | 東京ガスリノベーション | 東急ホームズ | スタイル工房 |
---|---|---|---|---|---|
やる気 | × | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
担当者人柄 | △ | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
プラン | △ | ○ | ◎ | △ | ○ |
価格 | △ | △ | ◎ | ○ | △ |
会社方針 | △ | ○ | ◎ | △ | ○ |
総合評価 | △ | ○ | ◎ | △ | ○ |
(上述社名をクリックでコンタクト開始時点の投稿記事へ飛びます)
総合評価 第一位、東京ガスリノベーションです。
現地調査した建築士が積算や提案から施工管理まで一貫して対応して頂ける方針、男女ペアが担当してくれること、担当者の顧客との会話力、スピード、やる気、配慮等、全てにおいて「お任せしたい」と言い切れる方(会社)に出会えたと感じました。
次点はパナソニックリフォーム。担当者も丁寧、外部設計士も人柄良かったのですが、価格が高過ぎました。撤去費用だけで100万円を超えている価格は高すぎます(東京ガスリノベーションは40万円)。
機器や木工費用等、仕様が異なりますので単純に比較ができません。しかし各社条件が全く同じ「スケルトンにする撤去費用」において価格が高かった点は、相見積の成果として素人の私でも理解できました。
パナソニックリフォームはその他項目も全て他社と相対比較して高かったです(注:事務所ビルで延床面積が170m2もあり、天井カセットエアコンが10台もついており、フロアが5層のエレベーター無しの事務所なので、解体と廃棄処分費用だけでも結構な金額となることは理解しております)。
スタイル工房の提案も素晴らしい提案です。非常に尖がった良い会社だと思います。私にもっと予算があって、精神的にも「ゆとり」があれば、是非お付き合いさせて頂きたい会社だと思います。
東急ホームズは営業上役の方々の存在が強すぎて無理です。建築士の方には申し訳なかったと思います。
2.良い担当者と出会うために相見積をする
自分のリノベーションの対応を振り返ると、基本的には設計も出来る建築士の方との膝を突き合わせた協働作業となることが分かりました。
よって、リフォーム、リノベーションは、『どの担当者の方に出会うか』ということが重要だと感じました。
しかし、その担当者の背後には、社長のリーダーシップや、会社としての方針・強み、教育制度、裏方のサポートなど様々な支援や要素があると思います。人と人との仕事なので、相性ということもあります。
しかしながら、どの顧客も初めの担当者は選べませんので、担当者の方々との「ご縁」については顧客にとっては、平等だと思います。
今回、私は7社に引き合いを出したことで、平等にやってくるチャンスの数を7つに増やした結果、ご担当者の方を選択することが出来て幸せだったと感じています。
3.リノベーション提案を提出して下さった残り4社への御礼
今回一緒にお仕事をすることが出来ませんでしたが、相応の時間を投じて私への提案を作成して頂きました各社のご担当者の方には、この場で御礼を申し上げたいと思います。良いご提案をありがとうございました。
4.ブログはリノベーション着工に向けて続きます
さて、47回目のブログでやっとリノベーション会社の選定まで説明出来ました(笑)。
以後、リノベーションの詳細な詰めはもちろんのこと、同時並行で進めていた銀行対応や土地家屋調査士とのやり取り、さらには近隣の方々とのやり取りを含め、ブログを続けていきます。
今後は写真を多く取り入れて説明したいと考えておりますので、引き続きお付き合いのほど、宜しくお願い申し上げます。
5.リノベ後3年での振り返り。リノベ会社の探し方、個性の見極めetc
さて、次ページ以降続く、金融機関との会話などの前に、リノベーション会社の個性の把握について、リノベ後3年を経過してブログを書くようになって考えていることを簡単にまとめます。
1)ネットでのリノベーション会社探しの禁句単語
私や妻は「リフォーム、東京、ランキング」という単語を使ってネットでリノベーション会社を探していました。
もし、皆さんも同じようにされていたら表示された結果は鵜のみにせず、あくまで参考程度に留めておいた方が良いです。「ランキング」という単語で検索していては上手ではない検索の仕方です。
理由は、統計的なデータも取っておらず恣意的に社名を並べているだけのホームページがずらーと出てくるためです。これを信じると私のように不動産会社系列のリフォーム会社がいいんだなと勘違いしてしまいます。
その他の個性ある小規模なリノベーション会社のような選択肢に気付きにくくなってしまいます。
2)自分の体験を自分の言葉で語っているリノベーションブログにこそ真実が書かれています
自分の体験を自分の言葉で語っているリノベーションブログを見つけられたらラッキーだと思います。連絡先が書いてあれば直接、意見を求めても良いでしょう。
私自身、このブログは「将来の自分の名刺」と考えて書いています。
東京ガスリノベーションについて思うところ、疑問に感じたことなど、何でもご質問下さい。可能な限り回答させて頂きます。
3)私に足りなかったのは、各社の個性を考える力
今回は営業から施工まで建築士の担当者が一貫して対応する方針を掲げている東京ガスリノベーションにリノベーションを依頼することになりました。
この選択は私にとっては正しかったです。信頼できる担当者と一緒に仕事を出来たからです。
そのため、着工前から完工後のアフターフォローに至るまで、東京ガスリノベーションに対しては100点の満足感があります。
一方、私が引き合いを出した残り6社のうち、敢えて言えば「スタイル工房(https://www.stylekoubou.com/)」だけは、非常に個性があって良いリフォーム会社だったと評価しています。
価格と予算に大きな開きがあったことと、若干のリノベーションスタイルに志向しているところとの差があったのがご縁がなかった理由です。
ここでリノベーションスタイル(個性)について簡単にお伝えしておきます。
リノベーション会社には得意とするデザインスタイルがあります。
東京ガスリノベーションは何でもこなしますが、東京ガスリノベーションよりも小規模な会社は、良い意味での個性やこだわりを持って生き残っている会社です。
リノベーションを体験した今の私であれば、中古ビル(RC造建物)の住宅へのリノベーションであれば、次の3社に引き合いを出すのが、遠回りなしの近道だったかなと考えています。
- 「CRAFT」・・・高級路線。センスが良い。
- 「リノべる。」・・・センスが良い。
- 「東京ガスリノベーション」・・・何でも出来る。東京ガス子会社で経営面でも安心感あり。
2ページ後(『(49)東京ガスリノベーション リヴィングモア東京西』)では私が発注した東京ガスリノベーション担当者の店舗をお伝えします。
その後は銀行5行との中古住宅ローンの交渉へと続きますのでページを進めて頂ければ幸いです。(続く。次ページ『(48)東京ガスリノベーションへリフォーム・リノベーション発注内示』へ)
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