本日は、住宅購入者が必ず考えることの一つと思われる「玄関への鏡の設置」について書かせて頂きます。
(→私のプロフィール)
風水とは無縁の私ですが、リノベーション時ばかりは「玄関、鏡、風水」という視点で調べものをしました。結論としては、当家玄関(西向き)への姿見鏡の設置は風水の観点から見ても好ましいことが分かりました。結果として、気分良く、東京ガスリモデリングへ追加リノベーション工事として造作壁掛け鏡の設置検討依頼をお願いしたことを覚えております。
目次
都心で4LDKを探したところ新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古ビルをリノベーションして住むことを決断。リフォーム会社7社へコンタクトの結果、「東京ガスリモデリング」を発注先に決定。中古住宅ローン(リノベーション費用含む)を締結し中古ビルを購入しました。(82)よりリノベーション工事が開始され、3ヵ月目が終わろうとしています。 ブログ概要⇒リノベーションブログのあらすじ
1.リノベーション工事後半での施主側の疲れ
4月から始まったリノベーション工事も6月27日となりほぼ3ヵ月を経過しました。予算の制約から「リノベーション工事後に対応する」という問題先送り事項が幾つかあります。
内装工事が終盤に差し掛かってくると、事務所だった中古ビルも内装は完全に住宅となってきたことがきっかけで、「折角なのでこのタイミングで問題先送り事項を解決しておきたい」という思いが沸々と湧いてきました。「折角」という意味は「リフォーム・リノベーション企業と密に連絡を取っており、且つ、現場に大工さんも入る状態」なので何か解決するならこの機会しかない」という意味です。
当時の私の心理状態は、中古ビルをリノベーションすることにおいて、施主として10月の物件との出会いから、工事中のこの6月末までの約9ヵ月間、仕事の3倍は頑張って、リノベーションの検討やローンの手配、引っ越し準備、税金対策等、実務対応を重ねてきました。その作業量の多さに、正直疲れていました。
よってリノベーション完了後は燃え尽き症候群状態になり、「問題先送り事項を解決するほどのやる気は、入居後には出てこない」と思い始めたのです。
2.パイプスペース点検口に違和感あり
さて、前置きが長くなりましたが、実家の10軒となりにあるリノベーション現場に、6月27日と6月28日に会社からの帰り道に撮影した写真を掲載します。
広さ5.4帖のちょっとG-man(自慢)の玄関写真です。リクシルの玄関扉、パナソニックの下駄箱、エコカラットのタイル、ダントーの玄関タイルと、茶系を基調とした「なんとなく和風テイスト」の玄関です。そこに「赤色丸」で囲んだ意味不明の「扉」があります(笑)。
この扉は、中古ビルの前オーナー時代から存在する、地下室の吸排気用のパイプスペース(換気扇付き)の点検口となっています。(左図の扉が写真の点検口です)。
3.折角のフルリノベーション
「ビルをフルリノベーション」と言えば今風ですが、住宅としては中古物件のカテゴリとなります。しかし私にとっては新居です。入居後、仕事に疲れて自宅にたどり着くと、大きな玄関が迎えてくれる・・・、と期待しています。しかし、いざ玄関に入ると点検口が目に飛び込んでくるというのでは、新居の喜び半減になると感じました。費用の問題はありますが、代金支払いを秋頃まで待って頂くようお願いしてでも、この点検口を隠す作業を進めようと6月26日・27日の両日に強く心に誓いました。
4.パイプスペース点検口を鏡で隠す
実はこの点検口が後々問題となることはリノベーション検討時より明らかになっていました。但し、パイプスペースの点検口を壁にしてしまうのは、後日、ビルの補修が必要となった場合に問題となりますので、鏡で隠すのが良いだろうというところまでは決まっていました。
但し、鏡を設置しても将来、点検口を開ける必要性に迫られた際に対応できるよう、容易に鏡を取り外すことが出来る仕様とする必要があります。
5.玄関と鏡と風水
ここで、そもそも論ですが、玄関に鏡を設置するにあたり風水的にはどうなのかということで調べてみたところ、概ねポイントとしては次のようなものがありました。
1)風水と心理反応
素晴らしい住宅風水の環境にあれば、素晴らしい心理反応が引き出されるとされています。(そのため、私も最低限のところは気にしたいと考えています)
2)風水と鏡
風水において鏡は重要な意味があります。なぜなら、鏡は「悪い気」を跳ね返すからです。鏡は悪い気を取り除き、良い気をあげて開運を狙うことが出来ます。
3)玄関と鏡
風水において玄関は「気の入口」「幸運の入口」とされています。玄関から入った気は家の中を回ります。玄関に鏡をおくことは、家全体の運気を向上させる効果があるとされています。
4)玄関の正面に鏡を置いてはいけない
鏡は玄関の外の世界を映し、家の中に入ったはずなのに外の景色が鏡に映し出させるという錯覚を起こします。結果、家の中だという認識が弱まり、意識が室内に張り巡らされず、自分の存在を家の中に結び付けておく要素が弱くなり、「宅気(たっき)=家の方位によるエネルギー」が減少するとされています。
5)鏡は玄関に入って右に置く
風水は反時計回りが気の流れなっていることから、玄関に入って右側が気の通り道となります。よって玄関に入って右側に鏡を置くことは良いことです。
6)窓に向けて鏡を置かない
こちらも玄関の正面に鏡を置くのと同じで、気を窓の外に跳ね返すことになり好ましくありません。
6.玄関間取りと鏡取り付け位置
それでは(何度も掲載していますが)当家の1階の間取り図です。本日は方位も掲載します。
結論としては、鏡の取り付け位置候補は上述オレンジ位置となります。
「玄関から入って右側」
「玄関正面とはならない」
「窓の向かいにもならない」
何と偶然ですが、NGとされる玄関正面にも該当せず、しかも玄関から入って右側の設置ということになり、「完璧だね」という結論となりました。
7.設置した鏡と図面
良い写真がないのですが、次の通り玄関に大きな姿見鏡を設置することになりました。図面には記載していますが、鏡の四隅の「ねじ」をひねりますと、鏡の縁ごと、取り外すことが出来ます。完全に造作品なので10万円程度のコストを要しましたが満足しています。
折角なので図面も掲載致します。
スマホでは画像を指で左右にスワイプすると便利です(^^)/
8.所感
風水についてはネットで調べると「こうした方が良い」というのも勿論ありますが「これはダメ」というNG的な記載をされているものが多くありました。しかし、結論だけ書かれていても納得性はありません(本ブログも同じですが)。
また辟易しているのですが、風水についてGoogleで検索するとWeb Pageの体裁は異なっているものの、使われている単語や文章が皆、同じ。調べる気が失せてきました(笑)。
私もブログを書いていますが、間違ったことは伝えてはいけませんし、体系だった勉強も必要と思い、建築であったりデザインであったり、結構な量の調べものを書籍でやっています。そのような中で風水に関して調べてみまして「風水ってなんぞや」ということから、その利用方法までしっかり書かれた感銘を受けた本がありました。
いつも最後までご一読ありがとうございます。(宜しければ次の記事は如何ですか?『(144)森のことば/無垢ダイニングテーブルセット(使用歴:10年)、手入れ方法、中古価格』
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