1.(中古)住宅ローンは不動産会社にお任せ
不動産購入申込(10月31日)から起算した『融資利用の特約の期日』は12月11日、つまり約6週間後です。この日までにリフォームとローンまでを手配完了する必要があります(こうして書くと何だか映画みたいです)。
重要事項証明書の中で融資について触れたところに、「住宅ローンは不動産会社が斡旋させて頂きます」と記載があります。
不動産会社が意図している候補先は誰でも知っている都市銀行だったことに加え、こちらは全くの素人でしたので、素直に不動産会社にお任せしました(同意書か委任状のようなものを書いたかもしれません)。
詳細は後日記載しますが、結論としては、(中古)住宅ローンはこの都市銀行にはならず、別の銀行を自分で探してくることになりました。ただ、そのような展開になるとはこの時点では全く予想できませんでした。
敢えて一つだけ理由を述べると『リフォーム費用込みの借入予定額』を正確に把握出来ていなかった事が原因です。
今であればこのようなことにはならない自信が少しはありますが、当時は素人ゆえ苦労しました(住宅を購入する人はほとんど 私と同じだと思いますが)。
後進の方が苦労しなくて良いようにとの思いで、当時のことを思い出しながら、このブログを日々、書いております。
2.用語: リフォームとリノベーションの違い
さて、銀行対応は不動産会社にお任せして、私はリフォーム費用の目途をつける必要があります。
ここで一点、説明致しますが、本ブログには『リノベーション』と『リフォーム』の2つの言葉が出てきます。
一般的には設備の更新であったり改造等を『リフォーム』と定義し、『リノベーション』は私のように事務所ビルを居宅(きょたく)へ変更して住むような方が、足りない機能(例:お風呂、玄関、居間等)を追加したりする比較的大掛かりな作業の定義と認識しています(違ったらゴメンナサイ)。
この当時は『リノベーション』という単語すら知りませんでしたので、自分のすることは『リフォーム』と呼んでいました。本ブログ内ではその時の気分で『リフォーム』と言ったり『リノベーション』と言ったりしますが、余り深く考えていませんのでご容赦下さい。
3.リフォームも不動産会社にお任せ(を狙ったが)
話を続けます。
私は時間を短縮するために、不動産会社にリフォーム業者を紹介するようお願いしたところ、知った会社があると言われ、数日後にその業者の方に本物件(中古事務所ビル)に来て頂きました。
結果は、明らかにプロではない若いお兄さんが来ただけで、質問しても建設的な意見は全く返ってこず、具体的な話にはなりませんでした。
不動産会社としては、依頼されたから誰でもいいから派遣したという感じでした。
私が幾ら素人でもこれでは話が具体化しないと直ぐに分かりました。
不動産会社は「不動産を売却する」「手数料が発生するローン斡旋」には熱心ですが、リフォームまでは助けてくれないようです。
この日の出来事があり、リフォーム前提での中古物件の購入において、不動産会社はそこまで親切ではなく、リフォームは自分で手配する必要があると肝に銘じました。 (続く。次ページ『(23)リノベーション相見積取得時の重要なポイント3つ』へ)
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