こちらでは、RC4taniが購入して、参考になったと感じた書籍のみを紹介させて頂きます。
001 東京R不動産
賃貸およびSaleをされている個性的な不動産屋さんです。交通の便の悪い物件も、ガレージ付きのバイカー用ハウスとして詳細されてみたりと個性的。同社の生い立ちとこれまで手掛けてきた個性的な物件が写真と文章で紹介されています。リフォーム、リノベーションということで個性を出してみたいと思っても、色々な個性の出し方があると思います。そのヒントになる本です。疲れた時に少し心が「ホンワカ」する、癒される一冊です。
002 ビギナーのための賢い家の作り方 中古を買って、リノベーション
谷島香奈子,EcoDeco 東洋出版 2014-11-07
かつてはマニアックな住宅購入の選択肢だった「中古を買ってリノベーション」。現在は公務員やサラリーマンの層にも広まってきています。住宅購入される方が常に横において参考書のように利用できる本です。リノベーションを行うまでに得ておきたい基本的な知識(不動産のこと、物件探し、物件購入)、住まいづくりのこと(設計・デザイン、DIY)等が分かり易く事例も含め説明されています。
003 スタイルのある家をつくる方法
リノベーションではございませんが、良い本を見つけましたので紹介させて頂きます。
お洒落な個性ある狭小住宅 を検討中の方にお薦めの一冊。「お洒落」な22軒の“スタイルのある家”について、担当した設計士が初めてその土地を見た印象と設計上のポイントを、写真と土地形状・間取り情報と共に解説。施主コメントも短く添えられており非常に役立ちます。掲載例を数点、挙げておきます。
[狭小敷地]でつくる
・9つの大開口で明るく開放感のある家
(世田谷区 敷地面積50.15m2 、延床面積55.8m2)
・ワンルームのようにシンプルで作った家
(神奈川県横浜市 敷地面積49.73m2、延床面積55.8m2)
・狭小スペースに大きな螺旋階段をつくり込んだ家
(東京都港区 RC4階建て 敷地面積43.47m2 延床面積94.43m2)
[視線などが問題の敷地]でつくる
・狭小角地に建つ現代版竪穴式住居のような家
(東京都武蔵野市 RC造3階建て 敷地面積44.67m2、延床面積78.3m2)
・吹抜けに面したアール壁にスリット状開口を4つ開けた家
(東京都渋谷区 敷地面積49.65m2、延床面積97.94m2)
[旗竿敷地]でつくる
・ヨーロッパの路地のような空間のある家
(敷地面積67.79m2、延床面積60.67m2)
・壁がなく床レベルが6つある家
(東京都目黒区 敷地面積70.31m2 建築面積37.33m2)
[形や地盤が特殊な敷地]でつくる
・幅3mもない空間ながら豊かな広がり感を感じられる家
(東京都小金井市 敷地面積47.12m2 延床面積72.21m2)
・ひな壇造成地の擁壁からせり出して建つ家
(神奈川県川崎市 敷地面積181.87m2、延床面積198.61m2)
・丘の傾斜に沿った変形地のメリットを活かして建てた家
(神奈川県横浜市 敷地面積134m2 延床面積95m2)
004 地下室の作り方
(内容説明byRC4tani)50の実例とプランという意味ですが、見開き2ページに、「イラスト」、「断面図」、「平面図」、「説明文」、「建物の延床面積(各階面積内訳あり)」という構成で、様々な全地下・半地下の間取り提案がされています。いくつか例を挙げますと、
・三角形のドライエリアをもつ土間
・四隅にドライエリアのある個室群
・円弧の壁をもつスタジオ
・トップライトと吹抜けで構成された自由空間
・プールごしの光を楽しむアスレチック
などが掲載されています。
建物は比較的大型のものが多く、50の実例では延床面積が200m2や300m2を超えるデザインも多いですが、中には120m2程度の考えられた間取りの提案もございます。
基本的には、地下室を設けたいと考えられているお金持ちの方がアイデアを練るために参考にされるのが良いのでしょうが、建物の大きさに関係なく、兎に角、新築で地下室付きの物件を建築されたいと考えらえる方は、アイデアを膨らませるためにも、ご購入されて良いかと思います。金額は2,000円です。
005 住まいの設備を選ぶ本2018冬
この本は設備のみの紹介ではなく、家全体をイメージできるようにリフォームされた方の家を例や、新築 の戸建て例等、住宅全体にフォーカスした上で、「洗面ボウル・水栓金具/カクダイ」、「収納/プレーリーホームズ」、「断熱サッシ/LIXIL」、「玄関 ドア/YKK AP」というような形で住宅設備が紹介されています。
実際の利用者の声として口コミも豊富で「キッチン編」「バス・サニタリー・トイレ編」「内装材編」「窓・ドア編」「外装材編」「エコ設備・その他編」とコンパクトに紹介もされています。
後半では、キッチン、バス・サニタリー、内装材・収納、冷暖房・空調、玄関ドア・窓、エクステリア、他設備・建材サービスと分野毎に複数メーカーを比較して掲載されており、購入者のメーカー選定判断の手助けとなります。