「狭小事務所ビル」を購入し住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいるRC4taniです。
狭小間取りの事務所ビルをコンバージョン(リノベーション)したため、間取りの制約から、結果として「玄関に面した洗面所・トイレ・お風呂」のある家が出来ました。
住んでみると意外に玄関からすぐのところに洗面所があることは凄く使いやすい間取りだと感じています。さらに玄関に近い洗面所からトイレとお風呂がつながっている間取りも非常に便利なことが分かりました。
「洗面所・お風呂・トイレ」が玄関に面している家に住めて本当に幸せだと感じています。
本日は、ビルをリノベーションした住宅に夫婦+子供3人の家族5人で2年間半住んでいる体験に基づき「玄関に面した洗面所・トイレ・お風呂」のメリットについて書いてみます。
まずは玄関から入った直ぐの洗面所の映像をご覧ください。
目次
1.玄関に面した洗面所・お風呂がある間取り図
当家の1階は、「玄関」「WISC」「洗面所」「トイレ」「お風呂」「階段室」しかありません。
結果、玄関に面する場所は「階段」「ウォークインシューズクローゼット(WISC)」「洗面所・トイレ・お風呂」の3つの空間となります。概略間取りは上述の通り。
子供も大人も外から家に帰ってきたら、2階のLDKに向かう前に、必ず手を洗います。
玄関に面した洗面所のドアは引き戸になっており、お風呂に誰か入る時か来客がある時以外は常に開いているので、靴を脱いだらすぐ、目の前の洗面所で手を洗います。
またお風呂に入るときは階段室から一旦、玄関を通って脱衣所・お風呂に向かいます(笑)。
上の写真は玄関ドアからみた洗面所・脱衣所・お風呂です。
玄関から入ってすぐ、引き戸の向こう側に洗面所があります。
【☆玄関から入る映像を追加しました☆(2017.03.26)】
2.玄関すぐに洗面所があるメリット
【玄関すぐに洗面所があるメリット】
- 外から帰ってきたら、手洗い・うがいが直ぐに出来る。
- 冬場に手が汚れたり手が冷え切っていても、直ぐにお湯で手を洗ったり温めたり出来る(玄関外の蛇口はお湯がでないが洗面所ならお湯が使える!)
- (結果として)子供達の汚れた手で家が汚れない
3.洗面所・トイレ・お風呂がセットで玄関に面しているメリット
当家の一階の面積は約35m2です。階段室が7m2ありますので、玄関・WISC・洗面所・トイレ・お風呂で28m2を使用していることになります。
家の大きさに制限があるので、完璧な間取りはないものですが、思い切って1階玄関そばに水回りを集合させてみると、子育て世帯には結構なメリットがあることが分かりました。
メリット1)外から帰ってきて直ぐに手を洗える
- 子供達が幼稚園で遊んで帰った後は、玄関から洗面所に向けてざらざらとしています。そのままにすると、そこからザラザラが広がっていく感じです。
- 同じようにリビングを通らないと水回りに行けない友人宅、リビングが汚れやすく後悔しています。
現在の家に住み始めた時、子供は6歳、4歳、1歳でした。
近くの公園で手だけでなくズボン、上着まで汚して帰ってくることもしばしば。
そんな時は、玄関から直ぐに洗面所に入り、全員服を脱いでシャワーを浴びさせています。結果、家の中がザラザラした感じになることは全くありません。
今後、長男は大きくなったら野球やサッカーなど、今以上に泥だらけになることも多くなると思いますが、現在の間取りの場合、帰ってきたら、即、洗面所・脱衣所で服を脱いでお風呂に入ってから2階に上がってきてもらうようにしようと考えています。
メリット2)朝の支度が一か所で出来る
当家は全員3階で寝起きしています。
朝、起きると3階にあるトイレで用を済ませ、着替えた後、2階リビングで食事を済ませます。
その後、小学校・保育園・職場に向かう最後の準備をするため、階段を下りて1階の玄関を通過し「洗面所・トイレ・お風呂」ゾーンに来ます。
ここで家族3~4名が一斉に歯磨きをしつつ交代でトイレに行き、準備を済ませた人からWISCから上着や帽子を取り出して靴を履けば準備完了です。
長女・次女の髪の毛も玄関の引き戸を開けて直ぐにある洗面所で、妻が整えてあげます。
玄関は長さ3mを超える上がり框がありますので、家族5人が洗面所⇔玄関⇔WISCをウロウロしても問題ありません。
これが終われば玄関で靴を履いて、それぞれ学校・職場に向かいます。
非常にスムースに準備が終わります。
「スムースな準備」と言いましたが、実はときどき、学校に行く直前のトイレに籠る子が出てきます。待てない子はわざわざ3階のトイレまで駆け上がる必要があり、スムースとはいかないイラっとする瞬間です(笑)。
メリット3)外出直前に子供達をトイレに行かせやすい
小さな子供がいる家庭では、必ず外出前にトイレに行かせていると思います。
玄関からすぐの場所にトイレがありますので、靴を履きかけている子にも「トイレ行った?」と確認して、まだのようであれば直ぐにトイレに行かせることが出来ます。
「靴を履く直前に必ずトイレ確認してトイレに行かせる」、これが出来るだけでも非常にメリットだと感じています。
4.朝のストレスが少ないって素晴らしい
私の実家では、洗面所は1人用のユニット洗面所でしたし、玄関も靴を履くのは1人だけの幅しかありませんでした。
もちろん、実家に住んでいた頃にそれが「嫌だ」と思ったことはありませんでしたが、自分の家を構えて、子供達が幅2mの洗面所で朝3人同時に歯を磨いて、3人同時に玄関で靴を履いているのを見ると、やっぱり広い洗面所と広い玄関を手に入れられて良かったと感じています。
5.まとめ(玄関と洗面所が近い間取りのリノベーションのすすめ)
狭小事務所ビルを中古で購入してリノベーションして住んでいますので、各階の間取りの制約は結構ありましたが、1階だけは満足度の高い家が完成しました。
上の写真が今回の投稿で紹介した玄関のリノベーション前の写真です。
東京・都心でも「戸建てのマイホームが欲しい」という思いから、無我夢中で行動した結果、リノベーションに辿りつきました。
新築マンション希望だった私が、中古物件を購入してリノベーションした家に住むことを決めた概要を簡単にまとめていますので、ご興味ございましたら、概要ページ(183)中古を買ってリノベーションしよう と思うことが大切!をご参照頂ければ幸いです。
最後までお付き合いありがとうございました。(続く。次の記事『(187)お風呂のサイズ1616と1620の違い。やっぱり1620が良い!』へ)
(186)玄関すぐに洗面所・トイレ・お風呂があるメリット・デメリット
「質問・感想、当家はこんな感じ!」など コメントがあれば宜しくお願いします。
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— ビルに住む (@rc4tani) May 7, 2020
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます