中古ビルの内覧で、初めて地下室に入りましたところ機械室がありました。
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~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルに興味を持ち始めたところです。
1.RC造中古ビル内覧の感想
このブログには間取り図を掲載していますが、内覧時には間取り図を頂けませんでした。マンションのモデルルームを2件訪問して経験を積んだとはいえ、3件目の物件見学が事務所になるとは予想しておらず、間取り図がないことに気付きませんでした。それ位、私にとってはいろんな意味で「異質」な物件でした。
今思えば信じられませんが、物件紹介用のA4広告はこの中古物件の売買当日に重要事項証明書等が入った契約書類一式の一部として初めて目にしました。。
2.地下室に興味を持った瞬間
結局、我々夫婦は中古事務所ビル物件に地下室があることは、内覧前には聞かされておらず、この日現地で初めて地下室があることを知ることになりました。
実は、私はこの時、この事務所建物に対して猛烈に興味が出てきていました。(一方、妻は全く興味を示しませんでした。笑)
3.地下室について調べる
私はこの日、家に帰った後、早速ネットで地下室について検索しました。
どうやら地下室には地下室の一部が地上に出ている『半地下』、地下室全てが地面より下にある『全地下』(つまり窓が全くない)があることが分かりました。但し、地下室にはドライエリアがある物件もあることが分かりました。
4.ドライエリア
ドライエリアとは、地下室を持つ建築物の外壁を囲むように掘り下げられた空間のことです。ドライエリアを設ける目的は、主に地下室の環境の改善であり、採光・防湿・通風の確保・閉塞感などの解消・避難経路の確保などが挙げられます。
5.地下室のカビの臭い
建物のメインブレーカーは3月以降、約半年切られたままだったため地下室の換気扇は回っていませんでした。そのため、地下はカビくさい臭いがして、正直、印象は良くありませんでした。
ただ10月の暑い日にもかかわらず拘らず地下はひんやりとしていたことを覚えています (⇒本当は夏に換気扇を回すと、水分を大量に含んだ温かい湿った空気が、冷たい地下室温度で急激に冷やされ、地下室内全体に結露が生じるので、電気が切られていて正解でした。)
- リノベーション後に、大学の図書館のような「カビの臭い」は、しなくなりました。
- その代わりに、湿ったコンクリートの独特な臭いが地下室に向かう階段で気になるようになっていますが、地下室に入ってしまえば、全く気になりません。子供達からも特に指摘はされていません。
6.地下室と機械室
地下室の奥にはドアがあり開けるとそこは機械室でした。
既に撤去されていましたが、ビルが竣工した15年前には排水ポンプが置いてあったそうです。非常時に水を地上まで汲み上げる仕組みになっており、床の一部がグレーチングとなっています。その下は水が貯まるピット(穴)になっていましたが、何だか閉じ込められそうで怖い感じがして、とても一人では地下に降りたくない と思いました。
リノベーション後でも機械室は特に手は加えておらず、そのまま物置として使用しています。機械室の大きさの把握のため現状を映像で紹介します。
次のページでは中古事務所ビルの二階の内覧について記載します。次ページ『(8)RC造中古ビルの内覧/2階の大きさと特徴』へ
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