「狭小事務所ビル」を購入しリノベーションして住宅として住んでいるRC4taniです。
マンションや戸建て住宅をリフォーム、リノベーションする際、壁を壊して部屋を広くしてみたり、天井を外したりすると、見えていなかった(or目立たなかった)柱や梁が気になってきます。
しかし、梁や柱は良い個性であり、工夫して上手くおしゃれにまとめてみたいものです。
実は、何も手を打たずとも、生活しはじめてみると、あれ程気になった柱が気にならないということも多いのですが(笑い)。
本日は梁と柱の話です。
目次
1.当家の構造梁
私が現在住んでいる家を購入した際は事務所ビルでした。
内装は基本的には上述写真の通り、二重天井になっており窓際の梁は見えていたものの、部屋の中央の横梁は見えない状態でした。
「それくらい事前に理解できないの?」と思われるかもしれませんが、私は「リノベーションという単語を知らずにリノベーションしていた」ので、そこまで気づきませんでした。
着工後、現場を見てから初めて「梁があるんだ」と認識した次第。
2.二重天井は外して天井高さを上げる
リノベーションを担当された東京ガスリモデリングにお願いしていたのは、事務所についていた天井カセットエアコン計10台は電気を激しく消費するので外して家庭用の壁掛けエアコンにする代わりに、二重天井を外して天井高さを高くしてほしいというもの。
当家の各階の広さは17帖の空間なのですが、2階のリビングで言えば、ちょうど真ん中に「梁」が出てきました。
東京ガスリモデリング作成の図面でも丁度、ダイニングテーブルの上に梁が掛かっている絵になっています。さすがにこれにはちょっとショックでした。
3.構造梁に対する対処
梁が出てきてショックでしたが、初めてのことなので大袈裟に考えてしまうもの。リノベーションした家に入居して3日もすれば慣れました(笑)。
こうしてブログを書きながら写真を並べると、改めてなんと梁の多い家なんだと思いますが、人間の慣れって怖いものですね。
階段の天井部分など改めていると「凄い形状」と感心しますが、こちらは慣れるどころか1度も気になりませんでした。
上の写真は階段室の天井部分。天井部分が上階の階段部分の形になっているほか、細かな横梁が窓枠の直ぐ上を通過しています。
さて当家の状況のみなので数例しかありませんが、梁に対する対処を紹介させて頂きます。
構造梁をさらに「ふかして」梁の形を整える
実は地下室には構造梁の他に、換気用の配管が通っています。
その配管が構造梁を避ける形で部屋の中に入ってきているので、その配管は目隠ししています。
元々、地下室という空間なので天井に目を向けることは余りありませんが、それにしても結構な「張り出し方」をしている梁です。
上の写真は玄関ですが、こちらも地下室からの空調ダクトを覆う形で壁を壁と梁を作って形を整え、間接照明を取り付けています。
構造梁に沿わせてライティングレールを取り付ける
当初計画では梁の下方に「ふかし」を入れて、ペンダントライトを取り付ける計画でしたが、折角のオープンキッチンなので、キッチン側からの視界を確保するため、照明を梁へ取り付けることは止めました。
その代わり、梁に沿った形でライティングレールを取り付けることにしました。
飾り梁にする
このブログを書くようになってあれこれと調べているうちに発見したHPを1つ紹介させて頂きます。
これまで私は飾り梁というものを考えたことがなかったのですが、本物の木材であったり、壁紙を貼ったりして梁を綺麗に見せてしまおうというもの。
勉強になりました。
折角なので、おしゃれな「飾り梁」をされている方のHPを紹介させて頂きます。
あやさんのHP→http://ayahouse2407.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
4.柱にブリックタイルを貼る
「飾り梁」という概念はなかった私ですが、柱については東京ガスリモデリングのご担当者から提案頂き、ブリックタイルを貼ってカッコイイ感じになりました。
5.おわりに
入居してから早2年が経過しました。
今、思えばもう少し家のあちこちにブリックタイルを貼っておけばよかったなと感じています。
ブログを書くのも良いですが、やっぱり現在進行形でリノベーションに携わりたいですね。
お金はありませんが、近所の築古住宅を激安購入してリノベーション後に売りに出したいなー などと最近、思い始めています。
現在、リノベーションに興味を持ってマイホーム探しをされている方は羨ましい限りです。夢のマイホームをリノベーションで安くおしゃれに実現できるといいですね。
このブログのテーマは「中古購入&リノベーションで叶えるオンリーワンの個性あるマイホーム」です。
本日は『(185)梁や柱をうまく利用するリフォーム、リノベーション』と題し、お金の話をさせて頂きました。今後も引き続き宜しくお願いします。(続く。次の記事『(186)玄関すぐに洗面所・トイレ・お風呂があるメリット・デメリット』へ)
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リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます