本日は、三井住友銀行、三井住友信託銀行との住宅ローン手続きの経緯をまとめた上で、最終的に本申し込みまで行っていた三井住友銀行の住宅ローンの申し込みを取り下げ申請するに至った経緯を説明したいと思います。
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルを購入することを決断。リフォーム会社7社へコンタクトの結果(評価表)、「東京ガスリモデリング」へ発注することを決めました。現在、中古ビル購入の住宅ローンをアレンジしているところです。
目次
1.三井住友銀行、三井住友信託銀行、新生銀行との住宅ローン手続き経緯
最終的には三井住友信託銀行より住宅ローン(含むリノベーション費用)を借りることになりました。時系列で簡単に表にまとめてみます(一部、手元に資料がなく未記入の項目がありますがご容赦下さい)。尚、新生銀行はあくまで参考用です。
日付 | 三井住友銀行 | 三井住友信託銀行 | 新生銀行 |
10月30日 | 仮審査申込(Net) | 仮審査申込(Net) | 仮審査申込(Net) |
11月20日 | 仮審査合格 | ||
11月23日 | リフォーム見積提出 | ||
12月3日 | リフォーム代金部分の借入を250万円増額依頼 | 交渉終了(∵融資金額が物件購入価格の70%とされた為) | |
12月9日 | 仮審査合格 | ||
12月21頃 | 東京ガスリモデリング契約金額ほぼ確定 | 東京ガスリモデリング契約金額ほぼ確定 | |
12月21日 | 本申込(店舗) | ||
12月25日 | 東京ガスリモデリング契約締結 | 東京ガスリモデリング契約締結 | |
12月26日 | 本申込(店舗) | ||
1月6日 | ローン承認 | ||
1月7日 | 本申込取り下げ | ||
1月17日 | 融資契約調印 |
2.三井住友銀行への本ローン申込取り下げ
上述表で朱文字で表現させて頂きました個所がポイントです。
先に述べました通り、金利条件は少しだけ良くなかった三井住友銀行の方が三井住友信託銀行と比較して審査実務が早かったです。私としては、自宅購入を確実にするためにも、先行している三井住友銀行に本申込みを行いました。
三井住友銀行から遅れること約10日、三井住友信託銀行の方も審査結果が出まして、こちらは住宅ローン一本の中にリノベーション費用が含まれています。
3.リノベーション費用込みの住宅ローン
物件価格(土地+中古ビル)、リノベーション費用、及びローン承認額との関係は次の通りです。
「物件価格+リノベーション費用」 > ローン承認額 > 物件価格
つまり、三井住友銀行とは異なり、三井住友信託銀行からは物件価格を超える金額を住宅ローン1本の取り扱いで貸して頂けることとなりました。金利水準は通常の住宅ローンと同じなので、非常に低い金利です(変動)。
4.住宅ローン/苦渋の決断
三井住友銀行からは「お申込みがありました金額満額での行内稟議の取得はほぼ問題ありません」とまで言われておりました。
ローン契約締結予定日も事前に相談し、銀行側は司法書士の方の時間も既に押さえておられました。しかし、私が100%満足できる金利条件で、三井住友信託銀行がローンを承認してくれました。
三井住友銀行と三井住友信託銀行の金利差は、実額では借入開始時点で年間4-5万円程度の差です。
三井住友銀行のご担当者の方に「どうお伝えしよう」と考えると落ち込みます。
しかし、住宅ローンは繰り上げ返済条件やその他条件に特に差がなければ、金利が最優先です。心を鬼にして三井住友銀行のご担当者の方に「他行で借りる」とお伝えしました。。
5.本申し込み取り下げ時の三井住友銀行の反応
本申込みを行っておりますので、様々な重要書類(所属証明書等)を提出しています。三井住友銀行のご担当者から、「本申込み取り下げ依頼」の銀行での提出、及び その場で提出書類の受取書(返却確証)への捺印のため、銀行まで来てほしいと言われました。
本申込み取り下げ当日、三井住友銀行にてご担当者の方から「これだけの大きな金額の方で、このタイミングでの融資申し込み取り下げは殆ど例がなくびっくりしました」と言われました。
一生、この言葉を忘れないようにしたいと思います。(続く。次ページ『(55)中古住宅ローン締結。地下室付き中古事務所ビル物件のオーナーとなる』へ)