中古ビルをリノベーションして住んでいるRC4taniです、こんばんは。運動のため会社から徒歩で1時間15分かけて歩いて帰ってきました。家に着くなり地下室の温度計の写真をパシャリ。先日と同じ15度です(外気温7度)。
クリスマスですが、既に妻と子供は寝ているので、一人お風呂に入り、裸で風呂掃除して入浴終了。家族5人分の洗濯物を4階に干して、干してあったものを畳むのに20分。疲れますが子供の服は小さくて可愛いいので家事をしつつも自然と笑顔になれます。家事をしていると共働きを実感できます(笑)。それで今、角ハイボールを片手にブログを書いております。
~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルを購入することを決断。売主から頂いたローン締結までの猶予期間は10月末から12月11日までの6週間。リフォーム会社7社に直接コンタクトして、5社よりリフォーム・リノベーション提案を受けた結果、「東京ガスリモデリング」を発注先に決定。三井住友信託銀行と住宅ローン(リノベーション費用含む)を締結し中古ビルを購入し、2か月先の工事着工に向けた打ち合わを重ねているところです。
1. 広い玄関に憧れる
さて、本日はリフォーム、リノベーションの目玉の一つである、玄関について紹介させて頂きます。
上述写真は、リノベーション前の中古事務所ビル1階に、スリッパを並べて玄関上がり框(アール框)の位置を確認しているところです。当家では本ページで後述する理由から玄関を広くすることが可能となりました。
そこで「広い玄関」という単語で画像検索したところ、玄関を良く見せるには広さも重要ですが、玄関框が長い方がお洒落(おしゃれ)な玄関となることが分かりました。それも曲線の框だと「おぉっ」と、更に雰囲気が良くなります。
玄関に採用した「曲線の框」映像です。
2.「広い玄関」が取れるようになった理由
それでは、玄関を広く取れるようになった理由について説明させて頂きます。
東京ガスリモデリングの方と打ち合わせをしながら1階(階段室を除くと28m2)のレイアウトについて検討を行いました(1階のリノベーション前後の写真は『1階』をご参照下さい)。
『1階』は窓が1か所にしかないため、間取りを考えるには非常に使い勝手が悪い場所でした。しかし、窓が一か所しかないことを逆手に取って、各箇所を小さくして部屋に小部屋を作るよりは、玄関、ウォークインシューズクローゼット、洗面所、トイレ、お風呂を1階の28m2(階段室除く)に集中的に配置し、それぞれを広々と配置することを考えました。
方針決定後は、1階の奥から風呂、洗面所、トイレと配置して残ったスペースを玄関とクローゼットにするという、消去法で玄関の大きさが決定しました(笑)。
図面では、建物がやや曲がっているように見えますが、写真の撮り方が悪いのではなくて、本当にこのように建物です。以前ご説明した通り(過去記事『(28)Cリモデリング(東京ガスリモデリング)その1』)、この建物は緩やかな「ひし形」になっています。住んでみると気になりませんが、住むまでは視覚的に気にならないか不安でした(笑)。形についてはまた別途、お話しします。
3.広い玄関/玄関間取り/玄関土間の間取り
図面の通り、我が家の玄関は三和土(たたき)3畳、ホール2.4畳となっています。玄関の広さについては、ネットで調べると、当然ながら「やっぱり広い方が良い」という意見もありますが、日本の住環境を考慮しての意見でしょうか「玄関に住むわけではないので広い玄関は無駄」「通過するだけ」というご意見も多く見受けられました。
4.玄関は家の顔、広い玄関ほうが良い
玄関にスペースを割くのは無駄というご意見も十分理解出来ます。しかし、当家は5層構造の狭小ビルであり、ワンフロアの大きさが限られています。よって、普通の戸建住宅やマンションのように、「玄関を小さくすればその分、和室やLDKが大きくなる」ことはありません(LDKは2階に設置します)。
玄関を小さくすると、トイレや洗面所が上述図面より更に大きくなるだけなので意味がなく(笑)、狭小ビルですが玄関だけはかなり贅沢な大きさとさせて頂いております。
結果的に、私の家の玄関框の長さは3.3mあり、飲み屋ではないですが、大人4人が同時に靴を履くことが出来ます(笑)。子供3人もみんな思い思いの場所に座って同時に靴を履くことが出来ます。広い玄関は、玄関でのストレスを劇的に減らしてくれます。
広い玄関(三和土:3帖、ホール:2.4帖、ウォークインシューズクローゼット:1.7帖)にして本当に良かったと思います。
仕事でどんなに疲れても、玄関に入るのが楽しみで「頑張って家に帰ろう」と元気が出てきます(笑)。
5.玄関の広さを正しく認識するのは難しい
ただ、施主の私が、この玄関の大きさをリノベーション完工前に正しくイメージ出来ていたかというと、そのようなことはありませんでした。東京ガスリモデリングの担当者からは「かなり大きな玄関ですよ」と設計段階で言われていましたが、正直、感覚的な広さは理解出来ていませんでした。
上述写真の通り、事務所ビルだった時に、「スリッパで框」、「ベビーカーで壁」を作ってみたものの、素人は、空間に壁が出来た時に出来る大きさ(広さ)を理解するのは難しいと思います。
よって、モデルルームやショールームに足を運んで、空間の大きさが感覚的にイメージできるように訓練しておくと、リノベーションする際に大いに役立つと思いました。(続く。次の投稿『(65)ショールーム訪問(リクシル、TOTO、タカラ、パナソニック)』へ)
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リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます