中古事務所ビルを購入してリノベーションして住んでいるRC4taniです。
妻が「下町ロケット」の最終回を見ていますので、私は、ブログ更新に集中出来ます(ラッキー!)。
~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルを購入することを決断。リフォーム会社7社へコンタクトの結果、「東京ガスリモデリング」を発注先に決定。C信託銀行と住宅ローン契約(リノベーション費用含む)を締結し中古ビルを購入しました。
1.中古ビルの階段、リノベーション前
中古ビル 事務所の階段、リノベーション前。蹴上げ(階段高さ)20cm。各階15段。
リノベーション工事前の中古ビル階段。 階段が180度に曲がった場所にある梁下のスペース。梁までの高さを確認。
リノベーション工事前の中古ビル階段。 階段が180度に曲がった場所にある梁下のスペース。梁までの高さを確認。
リノベーション工事前の階段室。梁部分には木製のカバーがつけられており、写真等をディスプレイ出来るようになっています。
2.狭小ビルは延床面積に占める階段面積が大きい
地下室付4階建事務所ビルを住宅(居宅)へリノベーションするというのが、本ブログのお話しです。建坪は10.6坪(35m2)と狭小ではありますが、流石に建物が地下を含め5層構造になると延床面積は170m2にもなります。
しかし、階段室のスペースは7m2/階程、ありますので、建物全体では35m2が階段で消費されていることになります。よって残りのスペースは135m2程度。
まぁ、この135m2には廊下はなく、純粋に利用できるスペースなので家族5人が生活するには十分だとは思います。
3.階段室の写真を沢山撮った理由
階段の写真を沢山撮った理由は、やはり階段だけで合計35m2も面積消費しているわけですから、何かに使えればと考えていたためです。特に階段が180度に曲がった場所は、梁下のスペースを含めると階段幅が1,050mmありますので、「本棚を造作」する可能性を追求したいなどと妄想を含まらせていました(→実際は、予算オーバーになったのでお金の関係で断念しました。)。
リノベーション前に当該階段幅が分かる写真を撮っていなかったので、現在の写真を添付しました。結局、予算の関係で「後で自分たちで棚を作ろう」という整理にして、今も何もやっていません。結果、階段に直接、子供の本を「どさっ」と置いたままになっています。夜寝る前に子供たちがここから本を持っていってお布団の上で読んでいます(笑)。
2016-04-30追記
現在ではDIYで棚を作成して以下の通り、少しだけ整理整頓が出来るようになりました!
4.事務所ビルを居宅にする魅力(階高)
是非、お伝えしておきたい点が一つ。
上述階段写真で、階段高さ20cmと書いております。これは標準的な高さだと思います。しかし特筆すべきは、階段の数が各階15段あるのです! つまり、階高が300cmあるってことなんです。階高とは、建物のある階の床面からすぐ上の階の床面までの高さ、垂直寸法のことです。
5.用途地域/近隣商業区域
事務所仕様の建物なので、階高が一般住宅と比べれば贅沢に作られています。
勿論、事務所だからといって必ずしも階高を大きく取れるとは限りません。法的な制限としては、建物の高さ制限の有無にも関係してきます。
この物件は、「近隣商業区域」に建てられており、住宅地のような高さ10m制限はありませんので4階建ての建物が建築出来ます(斜線規制はあります)。
6.天井高さを考える
階高は天井高さの意味ではないので、では天井高さはどうなるかというと、リノベーション前の事務所の天井高さは235cmでした。天井高さは、階高から床や天井の厚み、及び「天井カセットエアコン」の厚み等を引いていくと決まります。このビルの場合は二重天井があったため、階高300cmにもかかわらず、天井高さが235cmでした。
ひょっとして、天井カセットエアコンをやめて住宅用のエアコンを壁に取り付けたら天井高さをあげられる? と思いはじめました(この時点ではリノベーション計画にそのような計算は入っていませんでした)。(続く。次のページ『(60)中古ビルオーナー初日/撮影した写真その5』へ)
ショールームでは担当者に案内してもらった方が良いので、ネットから予約されることをお薦めします。⇒ リノべる公式ホームページ
(続く。次のページ『(60)中古ビルオーナー初日/撮影した写真その5』へ)
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます