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1.興味が新築マンションから中古物件に変わり悶々とする日々
これまで新築マンションしか検討していませんでした(と言ってもモデルルームを見たのはわずか2か所ですが)。多くの方が同じ思いだと思いますが、自分の中では、「家を買うなら新築、都心なので戸建ては無理なのでマンション」と勝手に整理していました。
通勤途中に見かけた中古物件に目が止まり、妻に不動産会社へ電話するよう依頼した理由が今でもわかりません。しかし、何か気になったのです。
改めて外観映像を貼りつけておきます(リノベーションでは外壁タイルの補修はしましたが見た目は一切変わっておらず、外観は次の映像のままです)
不動産屋から戻ってからは、これまで全く調べたことがなかった項目をネット検索し始めました。
- 地下室
- 4階建て
- RC(鉄筋コンクリート造)
- リノベーション(リフォーム)
- 地価
以上のような項目です。大局的に言えばこれまで「新築マンション」しか見えていなかったところに、急に目の前に「中古戸建(ビルだけど)」というものが見え始めてきたのです。
土地というものに対しての憧れもあります。諦めるために自分で無意識に心にはめていた蓋が、突然、外れたような状態となりました。「何か分からないけどあの建物は面白いぞ」と第六感が主張していました。
2.地下室のメリット/地震に強い、遮音性が高い等
予算と物件価格のかい離はどうにもなりませんが、なぜか数日間、夢中で地下室についてネットで調べました。ネットで調べると地下室は非常に面白いことがわかりました。メリットとしては次のようなものがあります。
【地下室のメリット】
- 地中にあるため地上に比べ、年間の気温差が小さい
- 遮音性が高い
- 地震に強い
- 建ぺい率、容積率を有効に使える
3.地下室は地震に強い点が好評価
2011年4月に転勤しましたので、一応2011年3月に起こった東日本大地震を都内のビルで勤務中に経験しています(30階で勤務していました)。
そのため特に「3.地震に強い」という点にまず始めに興味を持ちました。
地震に強い理由は、
- ①地下室は地面と一緒に動くので被害を受けにくい
- ②もともと地下室の耐力壁に掛かっている地面の圧力は、地震で発生する力よりも大きく、その分、しっかり作られている
ということでした。
要は地下室そのものが非常に頑丈な「基礎」になるということです。 また2階建ての家でも稀に地下室を作っている家もあることが分かりました。但し、地下室は施工費用が高く総額を抑えるため、地下は鉄筋コンクリート造(RC)、建物は木造とするようなRCと木造のハイブリッドの家もあることも分かりました。しかし、私がみた物件は鉄筋コンクリート造(RC)でしたので基礎(地下室)と建物が鉄筋を介して一体化されていると容易に予想できました。 (続く。次ページ『(14)地下室の遮音性、湿気、ドライエリアについて調べてみました。』へ)
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます