(12)不動産会社 (続編)

~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルに興味を持ち始めたところです。

1.不動産会社の応接室

写真はイメージです(笑)
写真はイメージです(笑)

不動産会社の2階に夫婦で通されました。応接室ではありますが、そこまで堅苦しい部屋ではないものの、1階で対応されるのとは違い少しプレッシャーを感じます。多くの部屋を扱っているモデルルームとは違う緊張感があります。

2.A課長との出会い

30分前にはまさか自分が不動産会社の応接室にいようとは予想できませんでした。 部屋に、すぐに若手社員と一緒にA課長がみえられ名刺を頂きました。A課長は名刺に肩書の他に「フィナンシャルプランナー」の文字もあり、「出来る人」というイメージを持ちました。A課長より以下項目の説明がありました。

  • 物件価格
  • 現所有者の建物使途(本ブログでは伏せさせて頂きます)
  • 当物件に興味を持っている方の状況

3.物件について説明を受ける

実は、新築マンション2件の見学後、エクセルで一生分のキャッシュフローを計算しましたので自分が購入可能な物件価格のレベルはおおよそ把握できました(関連記事『(77)残り人生丸ごとのキャッシュフロー作成』)。本物件の価格はどう逆立ちしても購入出来るものではありません。会話をしつつも時間だけが気になります。

A課長から説明を一通り聞きました。心の中では、地下室が気になっていました。Suumo(雑誌)やネットで簡単に検索できる新築マンションを2件しか見ていない自分ですが、「ちょっと変わった物件」が私の心を捉え始めていました。

4.不動産会社へ伝えたこと

しかし、買えないものは仕方ありません。予算と物件価格の差が大きすぎたので、「買いたい」という気持ちは強く表には出ず、A課長へ素直に、①予算的に厳しいこと、②購入出来る物件価格の目安数字、の2点を、実質的に「諦めます」という意味でお伝えしました。

A課長の反応は落胆したものでした。

売主には、「一応、今回のことは伝えてみます」というものでした。20分程度で面談を終え、この日、連れてきてくれた若いお兄さんが自宅へ車で送ってくれました(勿論、帰路も30分を要しました(怒))。自宅にたどり着いた時はすっかり日が暮れ夜になっていました。(次ページ『(13)地震に強いと言われる地下室のある家(中古ビル)の購入を本気で考えはじめる』へ)


ブログ全体構成
本ブログは中古ビルのリノベーションについて最初のページ継続しております。中古ビルとの出会いやリフォーム会社7社への相見積もりの話など(1)よりお読み頂ければよりお楽しみ頂けると思います。