中古ビルを購入してリノベーションして住んでいるRC4taniです。
今日のテーマは『二重天井』OR『コンクリートむき出し天井』です。
リノベーションという単語すら知らず中古ビルを購入してリノベーションした私です(笑)。
そのためリノベーション時には住宅に対して独創的なアイデアや圧倒的なセンスもありませんでした。その中で初のマイホームは可能な限りオシャレにと思い、玄関や洗面所、地下室などあれこれと工夫してみました。
その後、リノベ住宅に住んで3年が経過しました。リノベーションを終わってから、私のリノベーション知識は引き続き増えてきているのですが、知れば知るほど、RC造だった当家はコンクリートむき出しのフロアを1つ程度は作って良かった方が面白味があったと感じているということを説明させて頂きます。
1.リノベーション 当家は全て二重天井
中古事務所ビルをリノベーションした当家は、リノベーション前は全フロアが天井カセットエアコン下端に合わせた二重天井の作りとなっていました。
そのため天井高さは全てのフロアが2,350㎜程度でした(階高は300㎝)。
リノベーション時は初心(うぶ)なサラリーマンでしたので配線・配管むき出しの天井は「ありえない」という美的感覚でした。結果、天井カセットエアコンを外して壁掛けエアコンに変更することで二重天井の高さを上げるというリノベーションをすることで満足していました。
つまり、現在多くのリノベーション物件でみられるような二重天井を取り外して、コンクリート面をむき出しとするという発想は全く思いつきませんでした。
全くの素人の私が、お風呂もない事務所を住宅に用途変更しようと必死でした(笑)。給湯器を新設、屋上のエアコン室外機をどうしよう、水道管メーターの取り換えが必要、電力契約量を250A→80Aへ変更などなど、住宅内部以外の検討項目も結構、多かったです。予算の制限もありました。
そのため、とにかく「住めるようになれば御の字」という気持ちで取り組んでいました。心にゆとりが出てきた今では、完全自由設計のフルリノベーションだったので「あーすれば良かった」「こうすればよかった」という気持ちが湧き上がってきています。RC4tani
2.天井高さは高い方が良い
最近の戸建て住宅やマンションは天井高さ2,500,mm~2,700mmような新築物件が増えています。これは天井が高い方が開放感が出て快適になるため。
当家の階高は2,850mm、天井コンクリートスラブ厚150㎜、フローリングのための80㎜ほど上げ底をしましたので、二重天井にしない場合は天井高さが2,520mmある開放的な空間を作るチャンスがあったことになります。
実際は二重天井をとしたので天井高さは2,430mm程度の各フロアとなっています。
3.最上階(4階)の断熱材は可能な限り厚くした
4階建て事務所ビルをリノベーションした当家。4階部分は太陽光が直接当たりますので、夏場は屋内といえど、結構な温度となってしまいます。
そのため二重天井の高さをアップさせつつも、天井面と野縁(のぶち:銀色のアルミ製架台)の間は、十分なスペースを確保し断熱材を埋めてもらいました。
天井高さも重要ですが、夏の暑さ対策もしっかりとする必要があります。
(尚、写真内の天井に黄色で吹き付けられているのは発泡ウレタンの断熱材です)
4.コンクリートむき出し&塗装の天井・壁がカッコいい
こちらの写真は先日、訪問した「リノベる。」のモデルルームの写真です。当家のLDKとは全く違ったtasteの部屋です。
私は40歳でマイホームを手に入れましたが、もっと若い方が中古を買ってリノベーションする場合は、このような無垢床とコンクリートむき出しの壁・天井を塗装した空間のLDKにすると素敵ですね。
リノべる。のHPから資料請求すると、この雰囲気の物件の資料が無料で沢山届いて参考になりますよ。
5.おわりに
本日は『(220)二重天井の家に住んだ後にコンクリートむき出し天井に憧れる』というお話しでした。
一度きりの人生です、後悔しないよう仕事の3倍頑張って素敵なお家を手に入れたいですね。
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます