リノベーション会社は既に6社とコンタクトしていましたが、妻が週末にネットで調べてきた「大和ハウスリフォーム」にも月曜日に早速、電話してコンタクトしましたが、反応はイマイチでした。
~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルの購入を決心。リノベーション会社7社へ相見積もりを開始したところです。
1.大和ハウスリフォーム
11月11日(月)には、大和ハウスリフォームに電話して現地調査及び見積依頼を致しました。 大和ハウスリフォームもこれまで同様、直ぐにYesと受けてくれると思いきや、大和ハウスリフォームの反応はそっけないものでした。
理由は、以前一度簡単に触れましたが、半年後には消費税が5%から8%に上がることが決まっており、リフォーム業界や住宅業界には相当な駆け込み需要が発生していたのです。11月に引き合いを出している私も、勿論、来年3月までに工事を完成させ、消費税税率5%の適用を目論んでいた一人でした。
しかし大和ハウスリフォームは既にお腹いっぱいになっているようで、「お見積り出来ません」と明確に言われてしまいました。 このように言われて深追いしても何も良いことはありませんので、大和ハウスリフォームからの見積入手を諦めることにしました。
2.三井不動産リフォーム
この日は続いて午前中に別の進展がありました。引き合い第一陣に含まれていた三井不動産リフォームより、私のコンタクトから2週間を経過して、やっと思い出したかのように電話が掛かってきたのです。
三井不動産リフォームの担当者からは開口一番、駆け込み需要が多く後手に回って申し訳ないとの男性から謝罪がありました。 当方から他社同様、状況説明から会話を進めていきましたが、三井不動産リフォームより「ところで競合は何社位あるのでしょうか」と質問がありました。
ビジネスでは聞かれていないことには答えなくても良いですが、嘘は言ってはいけませんので、素直に「6社競合がいます」とお伝えしました。
三井不動産リフォームは泣く子も黙るしっかりした会社です。その担当者は素直に言われました。「私共の会社はそのような競争環境では、決して金額面で勝てませんので、お見積りは辞退させて頂きます」とのことでした。
顧客側にも選択する権利はありますが、当然、リフォーム会社側にも顧客を選ぶ権利はあります。好き好んで7社による競争に突っ込んで来る会社は少ないと思います。逆に燃える会社であればそれはそれで自信があるということで良いとは思いますが、私が会社の上司であれば、部下に「その顧客から仕事をもらえる根拠は何だ?」と質問するでしょう(笑)。
金額に対して余りうるさくないお客様とお仕事を致しますというのが三井不動産リフォームの方針のようです。 (続く。次は東急ホームズ、スタイル工房からの回答です。 次ページ『(34)リノベーション見積もり依頼/東急ホームズ、スタイル工房』へ)