~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルに興味を持ち始めたところです。
1.4階建てとRC造(鉄筋コンクリート造)
地下室以外に調べるべき項目として4階建というものがあります。物件は建坪10.5坪でも地下室付きの4階建ビルなのです。都心は土地代が高いため、周辺には2階建の戸建はそれ程なく、ごく当たり前に3階建が立ち並んでいます。しかし、4階建は殆ど見かけません。不思議なので調べてみると、そう簡単には4階建は建たないそうです。
【4階建てが建たない代表的な理由】
- 法律(建築基準法)で、4階以上になると「高さ制限」「斜線規制」等の規制にヒットするので、3階建てが限界(後日説明する、用途制限 に関係してきます)
- 構造計算が複雑になり費用がかかる。
- 同じく法律ですが容積率の制約に引っ掛かる(まだこの時、この土地の制約については何も聞いていませんでした)。尚、仮に建ぺい率一杯に建物を建てると、『建てられる階数』=「容積率」÷「建ぺい率」となります。
- 建物の重量が増えるため、地盤がしっかりした場所に建てるか、地盤改良 若しくは杭基礎とする必要がある。 要は、建てられても、兎に角、お金が掛かるのが4階建(それも地下室付)ということです(当たり前と言えば当たり前ですが)。
最近はハウスメーカーが都市型住宅として4階建、5階建を販売されていますが、私には無縁の世界なのでこれまで全く情報を取りに行っていませんでした。何が分かっていないのかも分からない状態なのですが、一つだけ自覚が芽生えてきたのは、「この物件に非常に興味を持った」 ということです。。
2.不動産屋からの電話!
さて、土曜日に不動産屋に行きましたが、次の火曜日にA課長から携帯に電話が掛かってきました。
(A課長)お話させて頂きたいことがあります。お時間を頂けませんか?
(私)大阪出張中なので別の日でも良いですか?
雰囲気から察して時間を空けない方が良いようです。私は、普段、平日に仕事していますから、とても平日に不動産屋に行く時間はありません。しかし、失礼を承知で「私の自宅近くで良いなら、明後日、仕事の都合を付けて早く戻ってきますので如何ですか?」と打診したところ、なんとOK とのことでした。急遽、2日後に自宅(妻の実家)そばのファミレスでA課長と会うことになりました。 (タラタラと書いてきましたが、次からしっかり話を進めていきます。リノベーションについても、少しずつ書かせて頂きます)(続く。次のページ『(16)不動産の値引き(値下げ)交渉開始/動き始めた中古ビル購入&リノベーション』へ)
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます