本日は、事務所仕様の塩ビシート張りの階段を住宅用の絨毯階段に変更するリノベーション工事について説明します。
都心で4LDKを探したところ新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古ビルをリノベーションして住むことを決断。リフォーム会社7社へコンタクトの結果(見積比較表あり)、「東京ガスリモデリング」を発注先に決定。三井住友信託銀行と中古住宅ローン(リノベーション費用含む)を締結し中古ビルを購入しました。(82)よりリノベーション工事が開始されました。 ブログ概要⇒リノベーションブログのあらすじ
1.リノベーションにおける階段工事の優先順位
4月27日(日)の時点では階段部分のリノベーション工事は全く進展していませんでした。理由は簡単です。大規模なリノベーション工事と言えど、いきなり工事開始直後から常時、4-5人が建物内に入って一斉にリノベーション工事を出来るわけがないということです。
リフォームでもリノベーションでも同じだと思いますが、リノベーション工事は、大工さん、天井屋さん、壁紙屋さん、電気工事屋さん、タイル屋さん、塗装屋さんなど、東京ガスリモデリングが作成した施工スケジュールに従い効率良く順序立てて行われます。
つまり撤去、下地、床、壁、天井、塗装、装飾など、リノベーション工事には順序があるということです。
そして、本リノベーションの魅力というか、一番大変なところはやはり5層構造の建物であるということです。本ブログを初めて読まれる方は理解に苦しむと思いますが、リノベーションの対象は「築15年地下室付き4階建てRC造中古ビル」となっております。
つまり「地下室+4階」の5層構造ということです。狭小ビルなのでエレベーターはなく、本物件では階段での上り下りが必須となっております。
面白く伝えれば、隣の部屋に行くには階段を昇り降りする必要があるということです(笑)。リノベーション工事で、作業者が激しく上り下りする状態において、階段を先に工事してしまってはリノベーションした階段が傷んでしまいます。少し考えれば分かることですが、リノベーション工事全体でみると、階段工事は終わりの方に行った方が理にかなっているということになります。
それではリノベーション工事27日目に撮影した階段写真を掲載します。
このように27日目では、全く手つかずで、溶接用と思われるケーブルが階段に通してありました。
2.4階建て住宅では階段から受けるストレスを極力小さくすることが鍵となる
事務所として土足で階段を利用しているのであればビニールマットが貼られた階段で良いと思います。
しかし、住宅の中にこのようなビニール階段があると、家が寒々としてしまいます。
本リノベーション物件は、地下1階から地上4階まで階段が合計で15段x4=60段もあります。
つまり、生活する上で階段スペースの比率は一般の住宅より高くなります。
そのため当家においては階段から感じるストレスというものを極力小さくするリノベーションが快適な住宅にするために必須事項となります。どのような工夫をしたかは、工事の進展に合わせて説明させて頂きます。
(137)階段リフォームの費用/絨毯階段(カーペット階段)のメリット・デメリットと掃除方法
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3.表札(看板)
話は変わりますが、リノベーション工事27日目となるこの日は、事務所の銅板看板が掛けられていた場所から撤去されていました。
看板の大きさは何と600mmx200mm。ここに同サイズの表札を掛ける必要があります(笑)。以前、表札について簡単に触れましたので、是非『(75)大型オリジナル表札(検討中) 』に掲載している銅板表札も是非、参照して頂ければ幸いです。
東京ガスリモデリングの方は「上手に取れました」と言われていました。撤去した事務所看板(屋号)は、前オーナー様が偶然、近くを通りかかった際に記念にお渡しさせて頂きました。ちょっとだけ「いいこと」をした気がしました。
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4.明日の予告
(続く。次ページ『(102)スケルトンから水回りのリノベーション工事中!』へ)