中古ビルを購入してリノベーションして住んでいるRC4taniです(プロフィール)。
(雑談)先ほど家族が「大改造!!劇的ビフォーアフター」を見ていました。私は最後のところしか見ることが出来ませんでしたが、ナレーションで家主の方のコメントとして「この素晴らしい家に相応しい、ゆとりのある心を持って生きていきたい」と紹介がありました。まさに、私もそのように生きていきたいと思いますが、家が人の精神に与える影響というのは、かなり大きいと思います。
当住宅は建坪10.5坪の超都市型住宅ですが(過去記事『(17)動き始めた中古RCビル(物件)購入2』、思い切って玄関(ホール・三和土)とWISCに合計7.1畳を投入しておりますが、これが結構、見た目と全く異なる大空間となっておりG-Man(自慢)です。「ビフォーアフター」のように「何ということでしょう!」が連発される家に住むのは難しいですが、家に1つでも“こだわり”があると、家が家主に与えてくれる「安らぎ」というか「ゆとり」というものを日々、実感しております。「リノベーションについて頑張っていた頃の思いを忘れないようにしよう」と改めて思いました。
~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルを購入することを決断。リフォーム会社7社へコンタクトの結果、「東京ガスリモデリング」を発注先に決定。C信託銀行と住宅ローン契約(リノベーション費用含む)を締結し中古ビルを購入し、2か月先の工事着工に向けた打ち合わを重ねているところです。
1.玄関大型オリジナル表札(検討中)/進展がないということ
リノベーションを契約した12月末から着工の4月迄の間の3ヵ月、お伝えしたように2-3週間毎に東京ガスリモデリングの方と一緒にショールームを往訪したり、打ち合わせをしておりました。決めるべきことで、急がないものの重要な項目の一つに『表札』がありました。
田舎出身の私としては玄関はやはり家の顔という思いがありまして、雑感のように大きな玄関にこだわってみました。同様に、今回、お話しさせて頂く表札も、玄関と並びまさに『家の顔』です。マンション住まい、アパート住まいにおいても、やっぱり「表札」ってこだわるところだと思います。
さて、私の場合、何を決めなければならなかったかと言うと、まずは下の写真を見て下さい。リノベーション前に建物入口の壁に掛かっている『看板』です。
2.表札ではなく、看板です。。
事務所だったので、立派な銅板に屋号が書かれた看板が壁を一部表面を削ってはめ込まれています。この場所に表札を張り付けることとなるので、そのアイデアを出す必要があります。G-manの大きな玄関を選択した私ですが、流石に「幅600mm、高さ200mm」の表札はちょっと苦労しました。
3.銅板で表札を作るとすると
アイデアが浮かびませんから、まずは前例踏襲ということで、銅板で表札を作る費用をネットで調べましたところ・・、軽く10万円を超えますし、そもそもお洒落でもなんでもないです。
苗字は漢字2文字ですから、縦1:横3の横長レイアウトはバランス的にもあり得ませんので、普通に漢字の表札を作成するのは止めようと思いました。そこで、昔、頻繁にスペインに出張していたことがありましたので、スペイン語の「名言」を素焼きのタイルか何かにスペイン語で描いてみようと考えてみました。英語ではなく、普通の人が見ても分からない言語で書くのがポイントで、こうすることで「何だろこの家」と思ってもらえます!
本気で考えていたアイデアが次の言葉を表札に掲げるというものです。
「A mal tiempo, buena cara. Que sera sera. 」
意味は、
「逆境のときにも笑顔を。 なるようになる」
4.結論
これを自宅の壁に表札の代わりに掲げていたら、道行く人へ「超個性的で強烈なPRになる(何のために?)」と本気で考えていました。結果は、あえなく妻から反対されて諦めましたが。
表札一つ、調べものをするのもこの没アイデアに行き着くまで丸3日は時間を投入して結局、着工までの3か月間ではアイデアはまとまらず、時間だけが過ぎました。
ただ、こういう風に「表札一つ」から「ドアのぶ一つ」まで、あれこれ、個性の出し方だったり、自分の好みのものについて、家で表現することを考えられるというのは、住宅関連の仕事であったり、家を建てること、リフォーム・リノベーションすることの醍醐味ですね。本当に楽しい時間でした(時間だけが過ぎることも多く、焦りも出てきますが)。
明日は、同じく表札系のネタですが、「看板」について書かせて頂く予定です(続く。次のページへ)
【2017.01.21追記】
表札のその後について記事を書きましたので併せてお読み頂ければ幸いです。