「中古ビル」を購入してリノベーションして住んでいるRC4taniです。
前回に続いてL字型システムキッチンネタです。現在、アパートに住まれていてお家を建てよう・リノベーションで作ろうとされている方でL字型システムキッチンを検討されている方にサイズについて、徹底的に説明させて頂きます。
- L字型キッチンの寸法サイズはどうなっているの?
- カウンターキッチンにしたい時ってどうするの?
- 収納はどうやって配置したらいいのかなぁ?
尚、当家が採用していたキッチンは『パナソニックリビングステーション』です。
1.L字型キッチンの寸法サイズ
長辺×短辺 | 平米 | 畳 | 坪 |
210㎝x180㎝ | 3.78m2 | 2.33畳 | 1.15坪 |
L字型キッチンは曲がっているところがあるので、サイズがやや分かり辛いと思います。まずは押さえておくべきサイズは長辺と短辺です。
当家の場合は210cm×180cmです、広さで言えば3.78m2、つまり2.33畳が純粋にL字型システムキッチンに囲まれた空間となります。
ポイントは部屋の形にも拠りますが、当家のように部屋の隅にカウンターキッチンとなるように配置する場合は通路を考慮する必要がありスペース消費が多くなるということです。下図でいうところの840㎜(84㎝)がダイニングスペースからキッチンへ繋がる通路となっています。
2.部屋形状とL字型キッチンの配置
新築で広い間取りの場合はかなり自由度が高いと思うのですが、当家は正方形のようで実はちょっとだけ菱形になった建物構造となっていて、更に階段室が絵でいうところの左上にある配置なので、居室のレイアウトの自由度が限られてきます。ゾーンニングをすると次のようなイメージとするしかないなーと考えていました。
L字型キッチンを壁に貼りつけるとスペースは広くなるのですが、食器棚や冷蔵庫も確保する必要があります。理想はI型(アイ型)のキッチン2列でカウンタータイプを希望していましたが、どうしても良いレイアウトを考えられず、以下のような写真のキッチンとなりました。
3.L字型(エル字型)キッチンとカウンターの相性
当家はリノベーションなので大工さんが木工工事を行って下さいました。
私が勝手に描いていた理想の一つに「洗い物をする際に家族と話ながら行う」というものがあったのですが、それを実現させる意味で、カウンターキッチンは必須項目でした。これは大工さんに頼めば簡単に造作して頂けます。
(パナソニックのカタログで言うところの『壁付けタイプ』のキッチンを購入してカウンターを造作で取り付けるという作業となります)
ポイントはカウンターの幅と高さです。
カウンター幅は45㎝あるとノートPCを開いたり書き物が出来ます。カウンターキッチンの幅30cm(A4縦)ではサイズ次第ではノートPCが開ききれなかったり、書類を広げるとちょっと苦労します。事前にしっかりと検討が必要です。
カウンターキッチンの高さは110cmにしています。給排水管を通す関係でリビングとダイニングに10cmの段差があるのですが、ダイニング側からシンクの手元を見えないようにするためにバーカウンターのような高さにしています。
見た目はカッコよくなるのですが、正直な話、カウンターキッチンで何か作業するということはありません。普通にダイニングテーブルで作業します(笑)。
4.収納の配置
既に間取り図で出てきましたが、当家ではカウンターキッチンの背面の位置を収納ゾーンに割きました。
キッチンとダイニングをオープンにするということは、実は逆にダイニングからキッチンが丸見えということになります^^ なので今回は敢えて完成直後の写真に留めさせて頂きます。
5.おわりに
本日は『(227)L字型システムキッチンの寸法サイズ』というお話しをさせて頂きました。
キッチンについては過去記事で『(207)キッチンに住む』という記事も書いていますので併せて読んで頂ければ幸いです。