1.初めての新築マンションモデルルーム見学
東京に戻ってきて2週目の週末、3つ程あった新築マンションのうちの一つを見に行くことにしました。
生まれて初めての新築マンションのモデルルーム見学です。事前にホームページを検索して必要書類もチェックし、過去2年分の源泉徴収票と『実印』も持参して、かなりやる気満々でモデルルームに向かいました(←初心者って怖いですね)。
本来であれば「探しているエリア外の物件を見ても意味がない」と思うのですが、一件目だったので良く考えずに妻の実家から結構距離のある新築マンションを見学しました。
地下鉄で7駅先のビルの5階にあるモデルルームです。
中に入ると綺麗な受付嬢が出迎えて下さいました。連れていった子供たちは早速、用意されている小さな小部屋でアンパンマンを見て待つことになりました。子供用の設備、スペースがあることに感心した記憶があります。
訪問した物件は総戸数が500戸を超える大規模マンションです。
コスト吸収力があるのでしょう、ホームシアター4個分ほどもあるようなホールがあります。映画のようなプロモーションビデオを見せられて、模型のそばに案内されました。隣接する家やビルが透明で作られています。
本当は目の前にビルがあれば日陰にもなるのでしょうが、全て透明なので圧迫感を想像するのは困難です。「こうやって好印象を与えるのだな」と感心しました。
2.新築マンションモデルルーム見学/恥ずかしい初心者
新築マンションのモデルルームに入ってから30分を経過してようやく、仕事や収入、希望の間取りをアンケートに記載。その後、営業マンが満面の笑みで対応してくれます。
「モデルルームは初めてですか?」「では借入可能額もご存知ないでしょうから、シミュレーションしょう」と、流れるように提案が続きます。
なにせこちらは全てが初めてです。不動産会社の担当者に言われること、質問されること初めて過ぎて、ただ「うなづくだけ」で建設的な質問も出来ずにモデルルーム訪問が終了しました。
今、振り返るとおそらく対応してくださった営業マンも分かっていたんだと思います。初めてモデルルームに来た客は知識が無さ過ぎてその場では決断できないことを。
3.新築マンションを選ぶ際の優先順位1位/妻の実家に近いこと
一方、当時の私たちは興奮気味に、「初めての新築マンションのモデルルーム訪問は勉強になった」と、妻と一緒に喜んで帰りました。
家に帰って暫くすると、貴重な経験をできたことを実感しつつも「反省会」をしました。
素晴らしいマンションでしたが、実は具体的にマンションを購入するという気分には全くなれませんでした。理由は妻の実家から遠いためです。
共働きを継続するには妻のご両親のサポートが必須です(特に保育園のお迎え)。今回の一件目の新築マンションを検討したことで、私の中での優先順位が確認出来たことが最大の収穫でした。
物件を探しにあたって『妻の実家から徒歩5分以内の物件を探すこと』が、私と妻の マイホームの優先順位 第一位の条件と気づいたのです。
さて、次のブログでは2か所目の新築マンションのモデルルームについて記載したいと思います。(次ページ『(4)新築マンションモデルルーム見学 2件目』に続く)
リノベーションすることになる『中古物件との運命の出会い』まであと2ページです!