「中古事務所ビル」を購入してリノベーションして住んでいるRC4tani(@rc4tani)です。
子供が出来てマイホーム購入。新築時はきれいなお家も子供が大きくなり本や衣類が増えてくると「収納が足りない」となりますね。ハイ、当家も同じです(涙)。
本日は、そんな皆様に中古物件をリノベーションして作った当家の後付け収納を一挙に公開します。
結論としては、リフォーム、リノベーション様々な呼び方はありますが、普通に大工さんにお願いすれば「収納の後付け」なんて簡単ということです。
1.後付け収納(クローゼット編)
当家の4階の子供部屋となる場所に作った後付け収納(クローゼット)です。
場所は斜線規制のために胸から上の高さが斜め壁になった場所を利用してクローゼットにしたものです。
居住空間は狭くなりますが、部屋の短い側の壁一面を後付けクローゼットにすることって意外に簡単だと思います。
当家は事務所仕様の部屋をリノベーションしていますので、タイルカーペットの床をクッションフロア(フローリング)にする工事もセットで行う必要がありましたが、基本的には、引き戸用のドア枠を設置するだけで簡単にクローゼットになります。
(100)斜線規制壁の有効活用/造作3枚引き戸クローゼット(最上階)/リノベーション
2.後付け収納(WIC編)
さて先ほどは部屋の短編一面をクローゼットにすることをお伝えしました。
今度は3階の寝室に作った後付けWIC(Walk-In-Closet)をご紹介します。
WIC収納の場合も構造材に手をつけるわけではありませんので、木工が得意な大工さんがいらっしゃれば簡単に部屋の任意の場所に壁を立てて、後付けWIC(収納)を設置することが出来ます。
当家では部屋の角に2.3畳ほどの大きさのWICを作ることにしました。
まずは壁を立てるための柱を立ててスイッチ用の配線を事前に行っておきます。
赤矢印箇所は、「ドア枠」と「柱」です。
最後に壁を取り付けクロスを貼って、ポールを取り付ければ後付けWICの完成です。繰り返しますが、大工さんが1名いらっしゃれば簡単に設置できます。
(96)ウォークインクローゼット、ただいま造作工事中!
3.後付け収納(ニッチ編)
新築住宅でも玄関、居間、階段などに採用されているニッチ。オシャレですよね。当家はリノベーション工事の途中に、東京ガスリモデリングの担当者から「水回りの壁にニッチを取り付けることが出来ますよ!」と突然提案があり採用させて頂きました。
当家の2つのニッチは両方とも十分な厚みがないのですが、一つはタオル用ニッチ、2つ目は洗剤用ニッチを後付けニッチ収納として造作で大工さんに作って頂きました。
タオル用ニッチは壁に穴を開けて既存のクロスを巻き込んだ後、ダボレールを使って棚板を取り付けて完成です。こちらも大工さん1名で簡単に作って下さいました。
2つ目のニッチは洗濯機横に作った後付け洗剤用ニッチです。こちらは壁に穴を空けてみたところ深さが足りないという事態が発生。
苦肉の策として既製品の枠を買ってきて少しはみ出した形で設置しました。
名付けて「でっぱりニッチ」。
洗濯機前まで来るお客さんなんていませんから、タオルや洗剤などは取り出しやすい扉無しのニッチ収納で十分ですね。私は大変満足しています。
(141)あとから作ったニッチのリフォーム費用
4.収納リフォーム事例の価格帯
さて本日は当家の後付け収納を一気にご紹介させて頂きました。
子供3人がいる家庭に限った話ではありませんが、実際に住んでみて、収納が多い家に住めて子育てしながらもそこそこ家が片付くので本当に良かったと実感しています。
当家はリノベーションの一部として各種収納を造作後付けしましたが、気になる一般的な収納リフォームのお値段はというと、全国対応可能なNTTグループのリフォーム会社ホームプロが調べたところ中心価格帯は30~40万円、目安価格帯は10~50万円となっています。
この会社のホームページはリフォーム事例と価格や統計的な情報が多く掲載されていて具体的なイメージを持つことが出来るので、収納リフォームをすべきか悩んでいる方はぜひ参考にされてみて下さい。結構、おすすめですよ。
5.リノベーションブログは続きます
本日は『(244)当家の「後付け収納」3か所を一挙公開!』というお話でした。どうですか?後付け収納は基本的には木工工事なので、腕の良い大工さんがお知り合いにいらっしゃれば簡単に造作して頂けると思います。
一度きりの人生です、便利なお家にリフォームして快適に過ごしたいですね。
本日も最後までお付き合いありがとうございました。