さて、クリスマスまであと数日ですね。我が家には、4Fから屋上につながる垂直梯子からサンタさんがやってくることになっています(笑)。
~これまで の あらすじ~
都心で4LDKを探したところ、新築マンションは高過ぎて断念。偶然みつけた地下室付4階建中古事務所ビルを購入することを決断。リフォーム会社7社へコンタクトの結果、「東京ガスリモデリング」を発注先に決定。三井住友信託銀行と住宅ローン契約(リノベーション費用含む)を締結し中古ビルを購入しました。
1.リノベーション着工予定日は延期
1)当初の予定
本ブログの読者(現時点では毎日40名程度です)の方は、物件購入が決まって「直ぐにリノベーション工事着工」と思われたかもしれません。私もそれを期待していました。
もともとは13年9月末に東京に戻ってきて妻の実家に住ませて頂きながら、消費税が8%に上がる前となる14年3月末までにリノベーション完成を目指していました。
2)東京ガスリモデリングより言われたこと
ところが、リノベーション契約の内容を詰めていた12月初旬に、東京ガスリモデリング担当者より、申し訳なさそうに相談されました。
(東京ガスリモデリング担当者)実はリノベーション工事の着工を4月以降とさせて頂きたいと思います。実は消費税増税前の駆け込み需要が多くて、優秀な大工さんは皆、仕事を抱えています。
本物件は案件規模も大きく中古ビルゆえ難易度も高いので、この人なら大丈夫という大工さんやその他協力会社にお仕事を頼みたいのです。今なら、駆け込み需要が終わる4月1日着工で万全の体制を整えることが出来ます。どうかご理解をお願いします。
3)私が考えたこと(消費税増税)
施主側としては当然、消費税増税について考えます。仮にリノベーションが1,500万円だとすると、消費税の差(8%-5%=3%)は、1,500万円x3%=45万円にもなります。とても無視できる話ではありません。
45万円(あくまで仮数字です)は、家中の照明を購入することが出来る金額です。ひょっとするとカーテンも一部購入出来ます。うーん。うーん。悩みました。と言いたいのですが、私は即座に「それで構いません」とお伝えしました。
4)リノベーション着工時期延期を決断
私はリノベーションという言葉も知らないのに、中古事務所ビルの購入を決断しました。よって、当初想定していなかった費用があれこれと発生して、正直なところ、資金手当ての面で困ったなと思っていたのが本音でした(どういう進め方だと呆れる方もいらっしゃるとは思います。予算管理は本当に重要ですよー)。
そこで次の計算をして、資金手当てを改善しようと考えたのです。
【考えたこと】
完工時期が14年3月⇒14年7月となることにより、次の月数分だけ貯金が増える。・毎月の貯金 xx万円/月x4か月
(妻の実家に居候しているので多く貯金出来ます)
・ボーナス xx万円(6月のみ)
完工時期が遅れることで生み出される資金的な余裕(貯金)が非常に大きいと判断したのです。
2.結論
消費税分の支払増は当然あります。しかし東京ガスリモデリングとしても、繁忙期に協力会社を手配するのは人材面のみならず、お金も相応に追加で必要となります(∵協力企業も強気になってくるので)。そのため、結果的に以下のようなメリットが双方あるということになり、めでたく? リノベーション着工は延期となりました。
メリット1:大工さん等、協力企業を手配し易くなる(人手確保)
メリット2:大工さん等、協力企業を追加コスト無しで手配できる
⇒東京ガスリモデリング側に「ゆとり」が生まれる。
→これ長い目でみれば重要です。
メリット3:施主側に貯金時間が増える
メリット2については、施工企業側の問題と整理される方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。仕事と同じで、施主側が無茶なことをやろうとすると、必ず後で痛い目にあいます。Win-Winの関係を目指してリフォーム、リノベーションをする、つまり施主と施工者の『協働作業』が良い結果を生むというのが私の考えなので、譲るべきところは譲る。これが大切だと考えていました。
明日からは、リノベーション着工までに何を打ち合わせしていたかを説明開始させて頂きます。
本日も最後までお読みありがとうございました。(続く。次のページへ)
リノベーションブログ著者からのご挨拶/狭小中古ビルを『2割』値引きで購入後、住宅にコンバージョン(リノベーション)して住んでいます