「中古ビル」を購入してリノベーションして住んでいるRC4taniです。
前回の「リノベーション成功術」では、モチベーションの維持のために内装デザインの知識を増やすことをお勧めしました。
本日は、第二弾として、当家のリノベーションを実例にして、リノベーションで『実現』したことを説明致します。
目次
1.リノベーションで『実現』したこと
リノベーション魅力はいくつもありますが、内装・外装に関して言えば、完全オーダーメードで家づくりができる点は、非常に楽しく良い経験となります。
リノベーションで『実現』したことを30秒ほどで簡単にまとめましたのでご覧ください。
~リノベーションで『実現』したこと(23秒)~
皆さんの『実現』したいことは何でしょうか?
私は、中古物件を購入してリノベーションすることで、都心にある妻の実家の10軒隣りにマイホームを持つことになり近居が『実現』出来た上に、音楽ルームを持つ夢が『実現』出来ました。
特に東京・都心の住宅価格は東京オリンピックを控え、異常と思えるレベルに高騰しています。しかし、市場に溢れている中古物件に目を向けて、リノベーションでの住宅購入に挑戦すれば、住みたい場所に住める確率がグーンと高まります。
新築マンションばかり狙っていると、住みたい場所にピンポイントで住める確率は限りなく小さくなります。
他にもリノベーションで『実現』出来たことに、オンリーワンの拘り(こだわり)のある内装があります。
リノベーションは、「間取り」にも大きく手を入れるものですから、内装や建具を少し凝ったものにするのはお手のもの。
実は既製品の洗面台やシステムキッチンはセンスが無いにも関わらず高額なのです。
思い切って、天板やタイル選びも自分でして、大工さんに造作で作ってもらった方が、オンリーワンでオシャレなものが安価に作れてしまうことに気づくのもリノベーションの良い点だと思います。
2.リノベーションだからこそ、安く広い間取りが『実現』出来る
新築マンション、新築物件では絶対に『実現』しない坪単価で住宅を手に入れることが出来るのも中古物件をリノベーションする魅力の一つです。
当家は、土地代・中古建物代・リノベーション代金込みで坪単価230万円で仕上がりました、もちろん、戸建てなので駐車場込みです。
山手線内側のターミナル駅徒歩9分でこの坪単価はあり得ません。
新築マンションであれば坪330万円超が相場です。駐車場代、共益費・管理費が別途、必要となります。圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。
しかも狭小ながら築15年の事務所ビルを購入してリノベーションしました。つまり物件は「RC造」なので、外壁補修さえ定期的に行えば、あと60年は建物を使用できるはずです。
このブログの自己紹介でも伝えていますが、一部上場企業にお勤めで年収1,000万円超の方でも、都心に住宅を購入しようとしたら70m2程度のマンションも購入出来ないと思います。
2018年時点での都心のマンション相場は坪400万円(平米121万円)を超えています。70m2の新築マンションが8,400万円もするって普通のサラリーマンじゃ買えませんし、購入できたとしても70m2では友達も呼べません。
もう普通のサラリーマンが満足いく住宅を手に入れるにはリノベーションしか残されていないのではないでしょうか??
3.来るべき運命の中古物件に出会う前に、資料請求して自分の興味のあるデザインを見つけ出そう!
どうですか?少しだけでもリノベーションに興味は出てきましたでしょうか?
リノベーションによる住宅購入を成功させるための方法として、「リノベーション成功術(第一回)自分にあったデザイン、譲れない条件の整理が第一歩)」では平日を有効活用して情報収集することをお伝えしました。
とはいえ、仕事が忙しく18時に会社を出てモデルルームに向かうのは難しい方も多いと思います。そういう場合は、まずは出来ることから取り組みましょう。
自宅に帰ってから、夜の時間を活用して『資料請求』をドンドンやっていきましょう。
送られてきたカタログやパンフレットから、オシャレだな! いいな! と思ったものは、躊躇なく切り取り「スクラップノート」に張り付けて、残った資料はサクッと捨てましょう。(必要になれば、再度、カタログを請求すればよいのです)
これをやってみておくと、物件が見つかってリノベーション会社の方と打ち合わせするときに、自分の好みを具体的に伝えることが出来て必ず役に立ちます。
私が入手したカタログの無料資料請求先ページと簡単な説明を記載しておきます。(全て無料です。絶対におススメ!!)
1)名古屋モザイク工業
タイルの会社。当家のダブルボウル洗面台にも名古屋モザイクのガラスタイルを採用しています。
名古屋モザイク工業 → https://www.nagoya-mosaic.co.jp/inquiry.html
2)パナソニック
キッチンに関する情報も役立ちますが、合わせてあるタイルや照明などのセンスが抜群です。
カッコいいキッチン全体のイメージを持つことが出来ます。タイルは名古屋モザイクのタイルを組み合わせるとオシャレになります。
尚、タイルは高いと思われるかもしれませんが、「リビングに壁一面に貼る」場合は平米数もそこそこ必要で高額となりますが、空きスペースを埋める程度であれば、2~3m2もあれば十分なのでタイル代金そのものは数万円で収まることが殆どです。
パナソニック
→(キッチンカタログ) https://sumai.panasonic.jp/catalog/kitchen.html
3)オーデリック(照明)
当家の照明は、ダウンライト、スポットライトを多用していますが、そのほとんどが「オーデリック製」です。
東京都杉並区宮前に本社ショールームがありますので、近い方は是非訪問されてみて下さい。
お忙しい方や遠方の方は、まずは無料カタログ(一人1冊まで)を入手して、最新のペンダントライトやLEDダウンライトのある部屋作りを学ばれてください。
アパートではないのですから「ホームセンターでシーリングライトを買って取り付けよう」は止めた方がいいです。
ダクトレールやダウンライト、間接照明を使うと、オシャレな空間になり、住んだ後の日々の満足感が劇的に高まります!
オーデリック→ https://www.odelic.co.jp/catalog/index.html (カタログ請求ページ)
4)ダントー(タイル)
当家の玄関タイルにも採用しているダントー社のタイル。
和モダンが得意な会社です。この会社のタイルを知っている・知らないの差は大きいですね。Lixilが販売している吸湿性がある機能性も備えたエコカラットも良いのですが、「石」をアピールしているダントー社のタイルを採用するだけで、センス良い住宅になります。
タントー→https://danto.jp/contact/ (サンプル請求)
5)リノベる。
リノベる。の場合は、リノベーションに対する基礎知識や、引っ越しまでのスケジュールなど分かり易く説明してくれます。
私のおススメは、「RENOVERU FILE.」に含まれている『リノベ実例紹介集』です。
センスが良いリノベる。の実例集なので、こちらもトータルコーディネート、特に、色の組み合わせがたいへん参考になります。
~リノベる。の資料請求でモチベーションアップ(14秒)~ リノベる。→ リノベーションのことがよく分かる資料
「RENOVERU FILE.」お申込みはこちら→リノべる。
4.おわりに
本日は『(231)リノベーション成功術/夜時間を活用して、デザイン帳を作り始めよう!』というお話しをさせて頂きました。
皆さんも是非、事前に十分して素敵な内装デザインのリノベ住宅を手に入れて頂ければ幸いです。
リノベーション成功術
- (第1回)自分にあったデザイン、譲れない条件の整理が第一歩
- (第2回)夜時間を活用して『デザイン帳』を作りはじめよう!(今いるページです)
- (第3回)住宅購入のモチベーションを毎日、高めに維持するコツ